旭エンジニアリング English

Creo GD and T Adviser Extension

正しい幾何公差の作成を支援する

幾何公差とは

幾何公差とは、モデルの形状・姿勢・位置などの幾何特性の誤差の許容値のことをいいます。
設計上、幾何公差を表現しないと、製造側との認識の差異や品質の低下に繋がる恐れがあります。
形状 真直度・平面度・真円度・円筒度・線の輪郭度・面の輪郭度 幾何の正確な形状の許容値を表現
姿勢 平行度、直角度、傾斜度、線の輪郭度、面の輪郭度 特定の基準(データム)に対する正確な姿勢の許容値を表現
位置 位置度、同心度、同軸度、対称度、線の輪郭度、面の輪郭度 特定の基準(データム)に対する正確な位置の許容値を表現


今後は幾何公差による指示が必要

いままでの図面

サイズ公差は2点間なので、許容範囲の可能性があります。
しかし、実際に組み立てると不具合が生じる場合が発生します。
※これまでは、製造部門やサプライヤーの”忖度”で成り立っていた。

これからの図面

図面に幾何公差を入れることによって、意図した部品が製造されます。
図面の指示不足がなくなり、海外などでも安心して発注することが可能です。


Creoの幾何公差作成支援ツール

Creo GD&T Advisorは幾何公差の作成をガイド・サポートしてくれるSigmetrix社と共同開発した公差解析作成支援ツールです。

Creoのメニュー上で寸法規格を選択でき、構文チェックや規格に沿った幾何公差の作成をサポートします。
また、作成時に幾何特性を指定する際は、Creoがおすすめの幾何特性を教えてくれる機能も備えています。

ISO 1101:2012など最新の規格に対応しているだけではなく、ヘルプは推奨設定などにより、専門家のアドバイス無しに幾何公差を作成できます。


デモンストレーション

主なメリット

素早く正しい幾何公差を作成

・従来と比較して数倍早く幾何公差を作成することが可能
・最新の規格通りの正しい幾何公差を作成できる
・幾何公差を習得するためのトレーニングの教育に利用することもできる

3Dデータ の活用を拡大!

・素早く公差解析を実施できる
・正しい幾何公差による自動部品検査の実現をサポート
・定義した幾何公差の情報は2D図面に活用することができる

Creo TOPに戻る