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2022/06/15

- Creo Parametric フローティングライセンスのタイムアウト機能 -

操作方法/TIPS CAD Creo Parametric

記事の概要

皆さん、こんにちは。

旭エンジニアリング 製品技術チームの 村井です。

今回は、Creo Parametricでの、フローティングライセンスのタイムアウト機能についてご紹介します。

【1】タイムアウト機能とは

  1. タイムアウト機能とは、Creo Parametric の操作を行わない場合に、設定した時間で、フローティングライセンスがサーバーPC に返却される機能です。
  2. インストール時に、FLEXnet ライセンスサーバーにタイムアウト機能が設定され、自動的にライセンスが戻る設定になっています。
    操作を行わない状態にて、ライセンスが戻るデフォルト設定時間は 7200 秒(120 分)です。

【2】設定方法

  1. ライセンスサーバーのサービスを停止するために、「タスクマネージャー」を起動します。
  2. 「タスクマネージャー」のダイアログボックスにて、サービスタブ>lmadmin_ptc を探します。
    「lmadmin_ptc」を選択し右クリック、「停止」をクリックし、ライセンスサーバーのサービスを停止します。
  3. 次のフォルダに自動的に作成されているファイル「ptc.opt」をメモ帳で開きます。
    C:\Program Files\PTC\FLEXnet Admin License Server\licensing
  4. 「ptc.opt」の記載は、デフォルト状態で次のようになっています。
  5. 設定には、2 種類のコマンドを利用できます。

    TIMEOUTALL 秒 : すべてのライセンス機能のタイムアウト値を設定します。

    TIMEOUT<フィーチャー名> 秒 : <フィーチャー>のタイムアウト値を設定します。
  6. 次の特徴があります。

    1. 秒の値として表されるTimeout 値は、20 分(1200 秒)から無制限まで設定できます。
    2. デフォルトのFLEXnet サーバーのタイムアウト値は120 分(7200 秒)です。
    3. 最小値の20 分未満のタイムアウト値が指定されている場合、最小値の20 分が使用されます。
    4. 「ptc.opt」に、ご希望の秒数を設定します。
    5. 変更した「ptc.opt」を上書き保存します。
    6. タスクマネージャー>サービスタブ>lmadmin_ptc>選択>右ボタン>再起動 をクリックします。
    7. 「lmadmin_ptc」が「実行中」になります。

【3】設定後の動作

  1. 設定した時間、Creo Parametric の操作を行わない場合、クライアントPC 側では、下記のメッセージ画面が表示されます。
    メッセージ:フローティングライセンスが失われました!「保存」、「再試行」または「終了」を選択します。
  2. メッセージ画面に表示されている下記の任意のコマンドを選択します。
    「保存」 : モデルを保存します。
    「終了」 : Creo Parametric を終了します。
    「再試行」 : 再度ライセンスの取得を試みます。
  3. 「再試行」を選択した場合、フローティングライセンスに空きがあると、ライセンスが取得出来ます。
  4. 「再試行」は3 回まで試みることができます。

  5. この記事を書いた人

    村井 康児

    旭エンジニアリング株式会社
    製品技術チーム セールスエンジニア

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