
記事の概要
皆さん、こんにちは。
旭エンジニアリング サポートチームです。
今回はアセンブリで部品の駆動寸法を表示する方法をCreo4.0を用いてご説明いたします。
【1】サンプル部品モデルの作成
[1]サンプル部品モデル1(PRT0001)の作成- □100 の立方体のモデルを作成します。外観の色を変更します。
- のちのち表示される駆動寸法は、この設計寸法で、表示される位置もこの位置になりますので、見やすい位置に調整します。
-
モデルを保存します。
- 直径φ100、高さ100 の円柱のモデルを作成します。外観の色を変更します。
- のちのち表示される駆動寸法は、この設計寸法で、表示される位置もこの位置になりますので、見やすい位置に調整します。
-
モデルを保存します。
- 直径φ100 の球のモデルを作成します。外観の色を変更します。
- のちのち表示される駆動寸法は、この設計寸法で、表示される位置もこの位置になりますので、見やすい位置に調整します。
-
モデルを保存します。
【2】サンプル部品モデルの駆動寸法の表示設定
[1]サンプル部品モデル1(PRT0001)の駆動寸法の表示設定- サンプル部品モデル1(PRT0001)を開きます。
- モデルツリー>設定 をクリックします。「モデルツリーアイテム」のダイアログボックスが表示されます。
-
表示>アノテーション にチェック>OK をクリックします。
-
モデルツリー>表示>すべて展開 をクリックします。
-
アノテーションタブをクリックします。
-
モデルツリーの上部に「詳細ツリー」が、下部に「モデルツリー」が表示されます。
-
モデルツリー>押し出し1>右ボタン>アノテーションを表示 をクリックします。
- 「アノテーションを表示」ダイアログボックスが表示されます。
- 全てを選択し、全ての駆動寸法が表示されるように選択し、「OK」をクリックします。
-
詳細ツリーとモデルツリーに、選択された駆動寸法が表示されます。
- グラフィックツールバー>アノテーションを表示 をクリックします。
- 表示設定した2つの駆動寸法が表示されます。
-
上書き保存>閉じる>非表示消去 をクリックします。
- サンプル部品モデル2(PRT0002)を開きます。
- モデルツリー>設定 をクリックします。「モデルツリーアイテム」のダイアログボックスが表示されます。
- 表示>アノテーション にチェック>OK をクリックします。
- モデルツリー>表示>すべて展開 をクリックします。
- アノテーションタブをクリックします。
- モデルツリーの上部に「詳細ツリー」が、下部に「モデルツリー」が表示されます。
-
モデルツリー>押し出し1>右ボタン>アノテーションを表示 をクリックします。
- 「アノテーションを表示」ダイアログボックスが表示されます。
- 全てを選択し、全ての駆動寸法が表示されるように選択し、「OK」をクリックします。
-
詳細ツリーとモデルツリーに、選択された駆動寸法が表示されます。
- グラフィックツールバー>アノテーションを表示 がクリックされた状態なので、表示設定した2 つの駆動寸法が表示されます。
-
上書き保存>閉じる>非表示消去 をクリックします。
- サンプル部品モデル3(PRT0003)を開きます。
- モデルツリー>設定 をクリックします。「モデルツリーアイテム」のダイアログボックスが表示されます。
- 表示>アノテーション にチェック>OK をクリックします。
- モデルツリー>表示>すべて展開 をクリックします。
- アノテーションタブをクリックします。
- モデルツリーの上部に「詳細ツリー」が、下部に「モデルツリー」が表示されます。
- モデルツリー>回転1>右ボタン>アノテーションを表示 をクリックします。
- 「アノテーションを表示」ダイアログボックスが表示されます。
- 全てを選択し、全ての駆動寸法が表示されるように選択し、「OK」をクリックします。
-
詳細ツリーとモデルツリーに、選択された駆動寸法が表示されます。
- グラフィックツールバー>アノテーションを表示 がクリックされた状態なので、表示設定した2 つの駆動寸法が表示されます。
-
上書き保存>閉じる>非表示消去 をクリックします。
【3】サンプルアセンブリモデルの作成
-
3つのサンプル部品モデルを使用してアセンブリを作成します。
【4】サンプルアセンブリモデルの駆動寸法の表示設定
- モデルツリー>設定 をクリックします。「モデルツリーアイテム」のダイアログボックスが表示されます。
-
表示>フィーチャー にチェック>アノテーション にチェック>OK をクリックします。
- モデルツリー>表示>すべて展開 をクリックします。
- 先に部品モデルで駆動寸法の表示設定がなされているので、モデルツリーに駆動寸法が表示されます。
- アノテーションタブをクリックします。
-
モデルツリーの上部に「詳細ツリー」が、下部に「モデルツリー」が表示されます。
-
モデルツリー>PRT0001.PRT>押し出し1>右ボタン>アノテーションを表示 をクリックします。
- 「アノテーションを表示」ダイアログボックスが表示されます。
- 全てを選択し、全ての駆動寸法が表示されるように選択し、「OK」をクリックします。
-
詳細ツリーに、選択された駆動寸法が表示されます。
- グラフィックツールバー>アノテーションを表示 をクリックします。
-
表示設定した2 つの駆動寸法が表示されます。
-
モデルツリー>PRT0002.PRT>押し出し1>右ボタン>アノテーションを表示 をクリックします。
- 「アノテーションを表示」ダイアログボックスが表示されます。
- 全てを選択し、全ての駆動寸法が表示されるように選択し、「OK」をクリックします。
-
詳細ツリーに、選択された駆動寸法が表示されます。
-
グラフィックツールバー>アノテーションを表示 がクリックされた状態なので、表示設定した2つの駆動寸法が追加表示されます。
-
モデルツリー>PRT0003.PRT>回転1>右ボタン>アノテーションを表示 をクリックします。
- 「アノテーションを表示」ダイアログボックスが表示されます。
- 全てを選択し、全ての駆動寸法が表示されるように選択し、「OK」をクリックします。
-
詳細ツリーに、選択された駆動寸法が表示されます。
-
グラフィックツールバー>アノテーションを表示 がクリックされた状態なので、表示設定した2つの駆動寸法が追加表示されます。
-
上書き保存>閉じる>非表示消去 をクリックします。
【5】アセンブリモデルの再読出し
-
上記の手順で保存したアセンブリは、グラフィックツールバー>アノテーションを表示 を切り替えることにより、
設定した駆動寸法の表示/非表示を切り替えることが出来ます。
【6】アセンブリモデル表示の駆動寸法による設計変更の例
- 表示されている駆動寸法を、アセンブリ上で変更して、設計変更することが出来ます。
-
アノテーションタブ>詳細ツリー>対象寸法クリック>寸法タブ が表示されます。
上記は、モデルタブ>グラフィックウィンドのモデルで対象寸法クリック でも同じ結果になります。
-
例えば、360 を90 に変更>再生 をクリックします。
-
球の形状が、1/4 球の形状に変化します。
【7】アセンブリモデル表示の駆動寸法を非表示に変更したい場合
- 表示している駆動寸法を選択的に非表示にすることが可能です。
-
アノテーションタブ>詳細ツリー>対象寸法クリック>寸法タブ が表示されます。
上記は、グラフィックウィンドのモデルで対象寸法クリック でも同じ結果になります。
- 詳細ツリー>対象寸法クリック>右クリック>ステートから除去 をクリックします。
-
選択された駆動寸法が、詳細ツリーとモデルから除去されます。
- 除去した駆動寸法を再表示させたい場合は、再度手順【4】を行って、再指定することで表示可能です。
Creo Parametric マップキーの作成方法とクイックアクセスツールバーへの登録方法

記事の概要
皆さん、こんにちは。
旭エンジニアリング 製品技術チームの村井です。
今回は、マップキーの作成方法とクイックアクセスツールバーへの登録方法についてご紹介します。
【1】マップキーについての注意事項
-
以下のキーを使用してマップキーを作成することは出来ません。
Ctrl、Alt、Shift の各キーと組み合わせたマップキーは定義できません。
Ctrl + 任意のアルファベットのマップキーは定義できません。
Alt + 任意のアルファベットのマップキーは定義できません。
Shift + 任意のアルファベットのマップキーは定義できません。 - ファンクションキーや、アルファベットや数字の組み合わせでマップキーを作成することは可能です。
- Creo Parametric 以外の動作はマップキーに定義できません。
【2】マップキーの作成方法
[1]背景を白にするマップキーの作成例
-
ファイルタブ>オプション>環境>マップキー設定 をクリックします。
- 「マップキー」のダイアログボックスが表示されます。
- 「新規」をクリックします。
- 「マップキー記録」のダイアログボックスが表示されます。
- 「キーボードショートカット」に初期値の「$F2」(ファンクションキーF2 の意味)が表示されます。
- ここでは「m01」に設定を割り当てることにして、「$F2」を削除し、「キーボードショートカット」に「m01」とキー入力します。
- 「名前」に「背景白」、「説明」に「背景白」とキー入力します。
- 「キーボード入力を記録」にチェックが入っていることを確認して、「記録」をクリックします。
-
「記録」をクリックすることで、以降のCreo Parametric に対する操作が自動的に記録されます。
-
ファイルタブ>オプション>システム外観>グラフィック>背景>その他の色 をクリックします。
- 「カラーエディター」のダイアログボックスが表示されます。
- R:255.0、G:255.0、B:255.0 に設定し「OK」をクリックします。
-
「Creo Parametric オプション」のダイアログボックスで「OK」をクリックします。
- 「マップキー記録」のダイアログボックスで、「一時停止」をクリックします。
- 「レジュームプロンプト」のダイアログボックスが表示されます。「OK」をクリックします。
- 「マップキー記録」のダイアログボックスで、「OK」をクリックします。
- 「マップキー」ダイアログボックスに、キー:m01 が登録されました。
-
ここで、上記(10)~(13)の手順で背景をデフォルトに戻した後で、「マップキー」ダイアログボックスの「実行」をクリックして、
動作が希望の状態であるかを確認することをお勧めします。
[2]データム表示を非表示にするマップキーの作成例
- 続けて2 つ目のマップキーの設定を行います。
- 「マップキー」のダイアログボックス>「新規」をクリックします。
- 「マップキー記録」のダイアログボックスが表示されます。
- ここでは「m02」に設定を割り当てることにして、「キーボードショートカット」に「m02」とキー入力します。
- 「名前」に「データム非表示切替」、「説明」に「データム非表示切替」とキー入力します。
-
「キーボード入力を記録」にチェックが入っていることを確認して、「記録」をクリックします。
-
グラフィックツールバー>データム表示フィルタ>すべてを選択>チェックを外す>画面の何もないところをクリックします。
- 「マップキー記録」のダイアログボックスで、「一時停止」をクリックします。
- 「レジュームプロンプト」のダイアログボックスが表示されます。「OK」をクリックします。
- 「マップキー記録」のダイアログボックスで、「OK」をクリックします。
- 「マップキー」ダイアログボックスに、キー:m02 が登録されました。
-
ここで、上記(7)の手順で全てのデータムを表示に戻した後で、「マップキー」ダイアログボックスの「m02」が選択されていることを確認し、
「実行」をクリックして、動作が希望の状態であるかを確認することをお勧めします。
【3】作成したマップキーの保存方法
- 「マップキー」ダイアログボックスで「すべて保存」をクリックします。
- 「保存」のダイアログボックスが表示されます。
-
ここでは、作業フォルダー(起動ディレクトリ)の「config.pro」に保存することをお勧めします。
作業フォルダー(起動ディレクトリ)の「config.pro」に保存すると、次回以降、Creo を起動すると、マップキーの設定を自動的に読込みます。
- 作業フォルダー(起動ディレクトリ)は次の手順で確認出来ます。
- デスクトップのCreo4.0 のアイコン選択>右ボタン>プロパティ>作業フォルダー を確認します。
-
デフォルト設定では、作業フォルダー(起動ディレクトリ)は、「C:\Users\Public\Documents」です。
【4】マップキーの動作確認
- Creo Parametric を一度終了し、再起動します。
- モデルを表示します。
- キーボードから「m01」と入力します。背景が白に変化します。
-
キーボードから「m02」と入力します。データムが非表示に変化します。
【5】クイックアクセスツールバーへの登録方法
- ファイルタブ>オプション>カスタマイズ>クイックアクセスツールバー をクリックします。
-
右上の「表示」が「カレントモード」になっていることを確認し、右下の「新規カスケード」をクリックします。
- 「新規カスケード(カスタム)」が作成されます。
- 判りやすい名前にするため「名前変更」をクリックします。
- 「名前変更」のダイアログボックスが表示されます。
-
表示名に「マップキー」と入力し、「OK」をクリックします。
-
名前が「マップキー(カスタム)」に変更されました。
-
左上の「カテゴリ」のプルダウンメニュー▼から「マップキー」を選択します。
- 右枠内で「マップキー(カスタム)」が選択されていることを確認します。
- 左枠内の「データム非表示切替」を選択し、「→」をクリックして、右枠内「マップキー(カスタム)」に追加します。
- 左枠内の「背景白」を選択し、「→」をクリックして、右枠内「マップキー(カスタム)」に追加します。
-
右下の「OK」をクリックして設定を終了します。
-
クイックアクセスツールバーの左から2 番目に「マップキー」の新しいアイコンが追加されました。
-
動作を確認します。マップキー>背景白 をクリックします。背景が白に変わります。
-
動作を確認します。マップキー>データム非表示切替 をクリックします。データムが非表示に変わります。
Creo Parametric 図面のデフォルトテキストの変更方法

記事の概要
皆さん、こんにちは。
旭エンジニアリング 製品技術チームの村井です。
今回は図面のデフォルトテキストの変更方法を、Creo4.0を用いて説明いたします。
下図面を例とします。
【1】作成済の注記のテキストを変更する場合
- レイアウトタブ>フォーマットグループ>テキストスタイル>「選択」のダイアログボックス が表示されます。
-
変更したい注記テキストをクリック>「選択」のダイアログボックスの「OK」をクリックします。
- 「テキストスタイル」のダイアログボックスが表示されます。
-
「文字」の3 か所のデフォルトのチェックを外し、「高さ」「太さ」「幅係数」を希望の値に変更し、「OK」をクリックします。
-
変更した値に、注記テキストが変更されます。
【2】作成済の寸法テキストを変更する場合
- レイアウトタブ>フォーマットグループ>テキストスタイル>「選択」のダイアログボックス が表示されます。
-
変更したい寸法テキストをクリック>「選択」のダイアログボックスの「OK」をクリックします。
- 「テキストスタイル」のダイアログボックスが表示されます。
-
「文字」の3 か所のデフォルトのチェックを外し、「高さ」「太さ」「幅係数」を希望の値に変更し、「OK」をクリックします。
-
変更した値に、寸法テキストが変更されます。
【3】作成済の複数の寸法テキストを変更する場合
- レイアウトタブ>フォーマットグループ>テキストスタイル>「選択」のダイアログボックス が表示されます。
-
変更したい複数の寸法テキストをクリック>「選択」のダイアログボックスの「OK」をクリックします。
- 「テキストスタイル」のダイアログボックスが表示されます。
-
「文字」の3 か所のデフォルトのチェックを外し、「高さ」「太さ」「幅係数」を希望の値に変更し、「OK」をクリックします。
-
変更した値に、複数の寸法テキストが変更されます。
【4】図面テンプレートのテキストを変更する場合
空の図面テンプレートを変更して、保存し、これを新しい図面テンプレートとして利用します。
- ファイルタブ>データグループ>新規 をクリックします。
- 「新規」ダイアログ>図面>名前>「デフォルトテンプレートを使用」のチェックボックスを外す>OK をクリックします。
-
デフォルトモデル:なし>テンプレート指定:空>方向:横>サイズ:A4 をここでは選択>OK をクリックします。
-
A4 横の図面枠が表示されます。
-
ファイルタブ>準備>図面プロパティ をクリックします。
- 「図面プロパティ」のダイアログボックスが表示されます。
-
詳細オプション>変更 をクリックします。
-
「オプション」のダイアログボックスが表示されます。
-
「オプション」のダイアログボックスにて、「コンフィグレーションファイルを開く」ボタンをクリックします。
- 図面設定ディレクトリ>jis.dtl>開く をクリックします。
-
図面にjis規格が適用されます。
-
jis規格の次の値を希望の値に変更>OK をクリックします。ここでは、例として以下の値を入力します。
オプション名:text_height
オプション値:テキスト高さを入力 → 5オプション名:text thickness
オプション値:テキスト太さを入力 → 0.6オプション名:text_width_factor
オプション値:テキストの幅係数を入力 → 1 -
図面プロパティ>閉じる をクリックします。
- ファイル>保存>オブジェクトを保存>OK をクリックします。
- 上記手順で、テキストを変更した、JIS 規格に基づいたA4 横図面のテンプレートが、「TEST.drw」として保存されました。
【5】変更した図面テンプレートを利用する方法
- モデルを開き、ファイルタブ>データグループ>新規 をクリックします。
- 「新規」ダイアログ>図面>名前>「デフォルトテンプレートを使用」のチェックボックスを外す>OK をクリックします。
-
テンプレート指定:テンプレートを使用>テンプレート>ブラウズ をクリックします。
- 「開く」のダイアログボックスが表示されます。
-
上記【3】で作成した図面テンプレート「test.drw」を選択>開く をクリックします。
- 図面を作成します。
-
変更した図面テンプレートで作成した図面は、右図のようになります。
【6】図面テンプレートの置き換え方法
上記は、元の図面テンプレート「A4」を新しい図面テンプレート「TEST.drw」として作成したものです。
今後も、新しい図面テンプレート「TEST.drw」を「A4」として使いたい場合には、「TEST.drw」を「A4」とリネームし、テンプレートフォルダに保存する必要があります。
テンプレートフォルダは、以下の場所です。
C:\Program Files\PTC\Creo 4.0\M150\Common Files\templates
なお、今後のことも考慮し、現在の図面テンプレートファイルは、上書き保存せず、リネームして保存しておくことをお勧めいたします。
複数の図面テンプレートがある場合は、それぞれの図面テンプレートを使って、同じ操作を行って下さい。
- 保存した新しい図面テンプレート「TEST.drw」を選択し、右ボタンから「名前の変更」をクリックします。
-
名前を、「a4_drawing.drw」と名前を変更します。「a4_drawing.drw.1」ではなく、「a4_drawing.drw」と変更します。
拡張子が「drw.1」の場合、テンプレートフォルダのテンプレートとして認識されず、選択肢に表示されません。
-
テンプレートフォルダの 「a4_drawing.drw」を例えば、「a4_drawing.drw_old」と名前変更します。
アラートが出ますが、「はい」を選択します。名前変更するファイルは、次のファイルです。
C:\Program Files\PTC\Creo 4.0\M150\Common Files\templates\a4_drawing.drw
-
テンプレートフォルダのファイル名が、「a4_drawing.drw_old」と名前変更されました。
-
作成した新しい図面テンプレートファイル「a4_drawing.drw」を、テンプレートフォルダに移動します。
以下のアラートが表示されますが、「続行」を選択します。
-
元のファイル「a4_drawing.drw_old」と、変更後のファイル「a4_drawing.drw」が表示されます。
- これで、新しい図面テンプレートファイル「a4_drawing.drw」を選択出来るようになりました。
(1)新規>タイプ:図面>名前:*******>デフォルトテンプレートを使用のチェックを外す>OK
(2)新規図面画面にて、テンプレート指定:テンプレートを使用>テンプレート「a4_drawing」を選択>開く>OKの手順になります。
※この作業は、作成した全ての新しいテンプレートに対して行う必要があります。
Creo Parametric 2面に挟まれた領域のみ表示する方法

記事の概要
皆さん、こんにちは。
旭エンジニアリング 製品技術チームの橋本です。
今回は、2面に挟まれた領域のみ表示する方法をCreo4.0を用いて説明いたします。
【1】はじめに
この資料では、図の様なアセンブリと部品を例に説明致します。
アセンブリで2面に挟まれた領域のみ表示する方法には次の方法を利用します。
(1)断面のゾーンを利用する方法。
部品で2面に挟まれた領域のみ表示する方法には、次の2種類があります。
(1)断面のゾーンを利用する方法。
(2)簡易表示を利用する方法。
以下にそれぞれの具体的な方法と結果を説明致します。
【2】アセンブリで断面のゾーンを利用する方法
-
表示させたい領域の2面に、データム平面ADTM1とADTM2を作成します。
-
ビュータブ>モデル表示グループ>断面>ゾーン をクリックします。
- 「Xsec0001」設定のダイアログボックスが表示されます。
- 1つ目の面として「ADTM1」をクリックします。
-
手前側を向いた矢印が表示されるので、「方向を変更」のボタンをクリックします。
-
矢印の方向が奥側に変更されます。
- 2つ目の面を指定するために、「+」ボタンをクリックします。
-
先ほど指定した「ADTM1」が「正の側面」に設定され、「負の側面」の行が追加表示されます。
- 2つ目の面として「ADTM2」をクリックします。
-
手前側を向いた矢印が表示されるので、そのまま「OK」をクリックします。「ADTM2」は「負の側面」に設定されます。
-
2つの面、「ADTM1」と「ADTM2」で挟まれた領域がゾーン「Xsec0001」として設定され、アセンブリツリーに、フッター>Xsec0001 が追加されます。
-
データム平面を非表示にします。
-
ビュータブ>モデル表示グループ>ビューを管理>ビューマネージャ をクリックします。
- 「ビューマネージャ」のダイアログボックスが表示されます。
-
断面タブ>Xsec0001をダブルクリックします。
-
ゾーン「Xsec0001」として設定された領域のみが表示されます。
注記:この方法では、奥側切断面の線が表示されます。この奥側切断面の線を非表示に設定する方法はございません。
-
表示を元に戻したい場合は、ビュータブ>モデル表示グループ>ビューを管理>ビューマネージャ をクリックします。
-
断面タブ>2次元断面なしをダブルクリックします。
-
ゾーンが解除され、元の表示に戻ります。
【3】部品で断面のゾーンを利用する方法
-
表示させたい領域の2面に、データム平面DTM25とDTM26を作成します。
-
ビュータブ>モデル表示グループ>断面>ゾーン をクリックします。
- 「Xsec0002」設定のダイアログボックスが表示されます。
- 1つ目の面として「DTM26」をクリックします。
- 手前側を向いた矢印が表示されます。
-
2つ目の面を指定するために、「+」ボタンをクリックします。
-
先ほど指定した「DTM26」が「負の側面」に設定され、「負の側面」の行が追加表示されます。
- 2つ目の面として「DTM25」をクリックします。
- 手前側を向いた矢印が表示されるので、「方向を変更」のボタンをクリックします。
-
矢印の方向が奥側に変更されます。「OK」をクリックします。「DTM25」は「正の側面」に設定されます。
-
2つの面、「DTM25」と「DTM26」で挟まれた領域がゾーン「Xsec0002」として設定され、アセンブリツリーに、フッター>Xsec0002 が追加されます。
-
データム平面を非表示にします。
-
ビュータブ>モデル表示グループ>ビューを管理>ビューマネージャ をクリックします。
- 「ビューマネージャ」のダイアログボックスが表示されます。
-
断面タブ>Xsec0002をダブルクリックします。
-
ゾーン「Xsec0002」として設定された領域のみが表示されます。
注記:この方法では、奥側切断面の線が表示されます。この奥側切断面の線を非表示に設定する方法はございません。
【4】部品で簡易表示を利用する方法
-
表示させたい領域の2面に、データム平面DTM25とDTM26を作成します。
-
ビュータブ>モデル表示グループ>ビューを管理>ビューマネージャ をクリックします。
- 「ビューマネージャ」のダイアログボックスが表示されます。
- 簡易表示タブ>新規>名前:TEST1 を入力し、ダブルクリックします。
- メニューマネージャ>終了/戻る をクリックします。
-
「ビューマネージャ」のダイアログボックスで、「Test1」が選択されていることを確認して、「閉じる」をクリックします。
-
上記(1)で作成したデータム平面DTM25とDTM26が非表示に変更されている場合は、表示状態に変更を行い、表示されるようにします。
-
データム平面DTM25に、手前側の押し出しを作成し、材料を除去で実行します。
- データム平面DTM26に、奥側の押し出しを作成し、材料を除去で実行します。
-
ここまでの手順で、材料除去の押し出し1と押し出し2が追加され、2つの面で挟まれた領域のみ表示する状態が作成出来ました。
- ビューマネージャ>Test1>右ボタン>再定義 をクリックします。
- メニューマネージャ>編集方法>フィーチャー をクリックします。
- メニューマネージャ>取込み/除外>デフォルト をクリックします。
-
モデルツリーで、抑制表示(■印が付いた)の2つの押し出し1と押し出し2を選択し、「選択」ポップアップメニューの「OK」をクリックします。
- メニューマネージャ>取込み/除外>終了 をクリックします。
-
メニューマネージャ>編集方法>終了/戻る をクリックします。
- ビューマネージャ>簡易表示>マスター表示 をダブルクリックします。
-
切断されていない、元の部品形状が表示されます。
- ビューマネージャ>簡易表示>Test1 をダブルクリックします。
-
切断された状態(2面に挟まれた領域のみ表示)の、部品形状が表示されます。
- 上記の様に、簡略表示で、マスター表示とTest1の表示を切り替えることによって、簡単に表示状態を変更することが可能です。
注記1:この方法では、奥側切断面の線が非表示となります。
注記2:この方法は、部品モデルにのみ設定可能で、アセンブリモデルでは設定できません。
Creo Parametric SI 単位系モデルをデフォルトテンプレートに設定する方法

記事の概要
皆さん、こんにちは。
旭エンジニアリング サポートチームです。
今回は、SI 単位系モデルを、部品/アセンブリ/板金のデフォルトテンプレートに設定する方法を、Creo4.0を用いてご説明いたします。
インストール直後のデフォルトテンプレートで部品を作成した場合の結果
- デフォルトでの単位系を確認します。ホームタブ>データグループ>新規 をクリックします。
- 「新規」のダイアログボックスが表示されます。
-
タイプ:部品>サブタイプ:ソリッド>「デフォルトテンプレートを使用」にチェック>OK をクリックします。
-
モデル作成画面が表示されます。
- ステータスバーには、「デフォルトテンプレート:inlbs_part_sold.prt を使用します」 と表示されます。
-
厚さ10mm×長さ100mm×奥行70mm で直方体モデルを設計します。
-
しかし、厚さを計測すると希望値ではない、10インチであることが分かります。
-
モデルの単位系を確認します。ファイルタブ>準備>モデル特性 をクリックします。
-
デフォルトでは、部品モデルの単位が「インチポンド秒」であることが確認出来ます。
インストール直後にSI単位系で部品を作成する手順
-
デフォルト状態を変更しなくても、SI系単位系で部品設計が出来ます。
ホームタブ>データグループ>新規 をクリックします。 - 「新規」のダイアログボックスが表示されます。
-
タイプ:部品>サブタイプ:ソリッド>「デフォルトテンプレートを使用」のチェックを外す>OK をクリックします。
- 「新規ファイルオプション」のダイアログボックスが表示されます。
- テンプレートとして、「solid_part_mmks」または「solid_part_mmks_new」を選択します。
-
「solid_part_mmks_new」には、パラメータとして「DESCRIPTION」と「MODELED_BY」が設定されていますが、
「solid_part_mmks」にはそのパラメータが設定されていません。 - この資料では、「solid_part_mmks_new」を選択するものとします。
-
「solid_part_mmks_new」を選択>OK をクリックします。
-
厚さ10mm×長さ100mm×奥行70mm で直方体モデルを設計します。
-
厚さを計測すると希望値の10mmであることが分かります。
-
モデルの単位系を確認します。ファイルタブ>準備>モデル特性 をクリックします。
-
部品モデルの単位が希望の「ミリメートルキログラム秒」であることが確認出来ます。
- このように、デフォルト状態を変更しなくても、SI系単位系で部品設計が出来ます。
【3】部品モデルのデフォルトテンプレートをSI単位系に設定する手順
-
デフォルト状態を変更して、デフォルトテンプレートでSI単位系部品モデルが設計できるように設定します。
ファイルタブ>オプション をクリックします。 - 「Creo Parametricオプション」のダイアログボックスが表示されます。
-
「サーチ」をクリックします。
- 「サーチオプション」のダイアログボックスが表示されます。
-
キーワード:template_solidpart>サーチ>ブラウズ をクリックします。
- 「ファイル選択」のダイアログボックスが表示されます。
-
フォルダ「C:\Program Files\PTC\Creo 4.0\M150\Common Files\templates」で「solid_part_mmks_new.prt」を選択し、「開く」をクリックします。
-
「サーチオプション」のダイアログボックス>「値を設定」に、上記(7)の結果が表示されます>追加/変更>閉じる をクリックします。
- 「Creo Parametric オプション」のダイアログボックスに結果が表示されます。
-
「OK」をクリックします。
- Creo Parametric オプション>はい をクリックします。
-
名前を付けて保存>Config.pro>OK をクリックします。これで設定が完了しました。
- 結果を確認します。ホームタブ>データグループ>新規 をクリックします。
- 「新規」のダイアログボックスが表示されます。
-
タイプ:部品>サブタイプ:ソリッド>「デフォルトテンプレートを使用」にチェック>OK をクリックします。
-
厚さ10mm×長さ100mm×奥行70mm で直方体モデルを設計します。
-
厚さを計測すると希望値の10mmであることが分かります。
-
モデルの単位系を確認します。ファイルタブ>準備>モデル特性 をクリックします。
-
モデルの単位が希望の「ミリメートルキログラム秒」であることが確認出来ます。
- 以上の様に、「デフォルトテンプレートを使用」にて、SI単位系モデルが作成出来るようになりました。
【4】アセンブリモデルのデフォルトテンプレートをSI単位系に設定する手順
- 上記同様に、デフォルトテンプレートでSI単位系アセンブリモデルが設計できるように設定します。
- デフォルトでの単位系を確認します。ホームタブ>データグループ>新規 をクリックします。
- 「新規」のダイアログボックスが表示されます。
-
タイプ:アセンブリ>サブタイプ:設計>「デフォルトテンプレートを使用」にチェック>OK をクリックします。
-
アセンブリの設計画面が表示されます。
-
アセンブリモデルの単位系を確認します。ファイルタブ>準備>モデル特性 をクリックします。
-
デフォルトでは、アセンブリモデルの単位が「インチポンド秒」であることが確認出来ます。
- 設定を変更します。ファイルタブ>オプション をクリックします。
- 「Creo Parametric オプション」のダイアログボックスが表示されます。
-
「サーチ」をクリックします。
- 「サーチオプション」のダイアログボックスが表示されます。
-
キーワード:template_designasm>サーチ>ブラウズ をクリックします。
- 「ファイル選択」のダイアログボックスが表示されます。
-
フォルダ「C:\Program Files\PTC\Creo 4.0\M150\Common Files\templates」で「mmks_asm_design.asm」を選択し、「開く」をクリックします。
-
「サーチオプション」のダイアログボックス>「値を設定」に、上記(14)の結果が表示されます。
追加/変更>閉じる をクリックします。
- 「Creo Parametric オプション」のダイアログボックスに結果が表示されます。
-
「OK」をクリックします。
- Creo Parametric オプション>はい をクリックします。
-
名前を付けて保存>Config.pro>OK をクリックします。これで設定が完了しました。
- 結果を確認します。
- ホームタブ>データグループ>新規 をクリックします。
- 「新規」のダイアログボックスが表示されます。
-
タイプ:アセンブリ>サブタイプ:設計>「デフォルトテンプレートを使用」にチェック>OK をクリックします。
-
アセンブリの設計画面が表示されます。
-
アセンブリモデルの単位系を確認します。ファイルタブ>準備>モデル特性 をクリックします。
-
デフォルトで、アセンブリモデルの単位が「ミリメートルキログラム秒」に代わったことが確認出来ます。
【5】板金モデルのデフォルトテンプレートをSI単位系に設定する手順
- 上記同様に、デフォルトテンプレートでSI単位系板金モデルが設計できるように設定します。
- 板金モデルでは、SI単位系モデルが準備されていないため、作成する必要があります。
- デフォルトでの単位系を確認します。ホームタブ>データグループ>新規 をクリックします。
- 「新規」のダイアログボックスが表示されます。
-
タイプ:部品>サブタイプ:板金>「デフォルトテンプレートを使用」にチェック>OK をクリックします。
-
板金モデルの設計画面が表示されます。
-
板金モデルの単位系を確認します。ファイルタブ>準備>モデル特性 をクリックします。
- デフォルトでは、板金モデルの単位が「インチポンド秒」であることが確認出来ます。
-
単位>変更 をクリックします。
- 「単位マネージャ」のダイアログボックスが表示されます。
- 「ミリメートルキログラム秒(mmKs)」>設定 をクリックします。
- 「モデル単位を変更」のダイアログボックスが表示されます。
-
設計前なので、モデルタブ>寸法を読み取り(たとえば、1”は1mmになります)を選択>OK をクリックします。
-
「単位マネージャ」のダイアログボックスで、「ミリメートルキログラム秒(mmKs)」が設定されます。「閉じる」をクリックします。
-
「モデル特性」のダイアログボックスで、単位が「ミリメートルキログラム秒(mmKs)」」に代わったことが確認出来ます。
-
設定結果を保存します。ファイルタブ>保存>モデル名はそのまま>OK をクリックします。
- Creo Parametricを終了します。
-
テンプレートファイルに設定する目的で、エクスプローラーで、保存したファイル「prt0004.prt.1」を、「mmks_part_sheetmetal.prt」に名前を変更します。
-
名前を変更したファイル「mmks_part_sheetmetal.prt」を、フォルダ「C:\Users\Public\Documents」に移動します。
- Creo Parametricで変更設定します。Creo Parametricを再起動します。
- ファイルタブ>オプション をクリックします。
- 「Creo Parametricオプション」のダイアログボックスが表示されます。
-
「サーチ」をクリックします。
- 「サーチオプション」のダイアログボックスが表示されます。
-
キーワード:template_sheetmetalpart>サーチ>ブラウズ をクリックします。
- 「ファイル選択」のダイアログボックスが表示されます。
-
フォルダ「C:\Users\Public\Documents」で「mmks_part_sheetmetal.prt」を選択し、「開く」をクリックします。
-
「サーチオプション」のダイアログボックス>「値を設定」に、上記(27)の結果が表示されます>追加/変更>閉じる をクリックします。
- 「Creo Parametric オプション」のダイアログボックスに結果が表示されます。
-
「OK」をクリックします。
- Creo Parametric オプション>はい をクリックします。
-
名前を付けて保存>Config.pro>OKをクリックします。これで設定が完了しました。
- 結果を確認します。
- ホームタブ>データグループ>新規 をクリックします。
- 「新規」のダイアログボックスが表示されます。
-
タイプ:アセンブリ>サブタイプ:板金>「デフォルトテンプレートを使用」にチェック>OK をクリックします。
-
板金モデルの設計画面が表示されます。ステータスバーにテンプレート名が表示されます。
-
板金モデルの単位系を確認します。ファイルタブ>準備>モデル特性 をクリックします。
-
デフォルトで、板金モデルの単位が「ミリメートルキログラム秒」に代わったことが確認出来ます。
Creo Parametric モデルアノテーションで文字化けが発生した場合の修正方法

記事の概要
皆さん、こんにちは。
旭エンジニアリング 製品技術サポートチームです。
今回は、モデルアノテーションで、文字化けが発生した場合の修正方法をCreo4.0を用いてご説明いたします。
【1】モデルアノテーションの文字化けの例
-
ここで紹介するのは、図の様な、モデルアノテーションで文字化けが発生した場合の対応方法です。
- アルファベットの文字では問題ありませんが、日本語文字では、□に文字化けが発生しています。
- 原因は、設定フォントにあります。
【2】作成済のアノテーションを修正方法
-
フォント確認のため、アルファベットの文字をクリックします。
-
フォーマットタブ>スタイルグループ>テキストフォント>win_font であることが分かります。 アルファベット文字は、「win_font」で問題ありません。
-
フォント確認のため、日本語の文字をクリックします。
-
フォーマットタブ>スタイルグループ>テキストフォント>win_font であることが分かります。 「win_font」では日本語表示が出来ないのでプルダウンメニューから「font」を選択します。
-
文字化けしていた日本語表示が正しく表示されます。
-
アルファベット文字も日本語文字と揃えたい場合は、アルファベット文字のフォントを「font」に変更して下さい。
同じ書式で表示されます。
【3】モデルテンプレートのテキストを変更する場合
空のモデルテンプレートを変更して、保存し、これを新しいモデルテンプレートとして利用します。
- ファイルタブ>データグループ>新規 をクリックします。
- 「新規」ダイアログ>部品>ソリッド>名前:TEST>「デフォルトテンプレートを使用」のチェックボックスを外す>OK をクリックします。
-
「新規ファイルオプション」ダイアログ>テンプレート:solid_part_mmks_new をこの例では選択>OK をクリックします。
-
モデル作成画面になります。
-
ファイルタブ>準備>モデル特性 をクリックします。
- 「モデル特性」のダイアログボックスが表示されます。
-
詳細オプション>変更 をクリックします。
-
並べ替え:アルファベット順>オプション名:default_annotation_font、オプション値:win_font.ndx を確認します。
-
オプション値:font.ndx に変更>追加/変更>OK をクリックします。
-
モデル特性>閉じる をクリックします。
- ファイル>保存>オブジェクトを保存>OK をクリックします。
- 上記手順で、テキストを変更した、テンプレート:solid_part_mmks_newが、「TEST.prt」として保存されました。
【4】変更したモデルテンプレートを利用する方法
- モデルを開き、ファイルタブ>データグループ>新規 をクリックします。
- 「新規」ダイアログ>部品>ソリッド>名前>「デフォルトテンプレートを使用」のチェックボックスを外す>OK をクリックします。
-
「新規ファイルオプション」ダイアログ>テンプレート>ブラウズ をクリックします。
- 「テンプレートを選択」のダイアログボックスが表示されます。
-
上記【3】で作成したテンプレート「test.prt」を選択>開く をクリックします。
- モデルを作成します。
-
変更したモデルテンプレートで作成したモデルは、図のように日本語表示に問題はありません。
【5】モデルテンプレートの置き換え方法
上記は、元のモデルテンプレート「solid_part_mmks_new」を新しいモデルテンプレート「TEST」として作成したものです。
今後も、新しいモデルテンプレート「TEST」を「solid_part_mmks_new」」として使いたい場合には、「TEST」を
「solid_part_mmks_new」とリネームし、テンプレートフォルダに保存する必要があります。
テンプレートフォルダは、以下の場所です。
C:\Program Files\PTC\Creo 4.0\M150\Common Files\templates
なお今後のことも考えて、現在のモデルテンプレートファイルは上書き保存せず、リネームして保存しておくことをお勧め致します。
複数のモデルテンプレートがある場合は、それぞれのモデルテンプレートを使って、同じ操作を行って下さい。
- デスクトップに保存した新しいテンプレート「test.prt.1」を選択し、右ボタンから「名前の変更」をクリックします。
-
名前を、「solid_part_mmks_new.prt」と名前を変更します。「solid_part_mmks_new.prt.1」ではなく、
「solid_part_mmks_new.prt」と変更します。拡張子が「prt.1」の場合、テンプレートフォルダのテンプレートとして認識されず、
選択肢に表示されません。
-
テンプレートフォルダの 「solid_part_mmks_new.prt」を例えば、「solid_part_mmks_new.prt_old」と名前変更します。
アラートが出ますが、「はい」を選択します。名前変更するファイルは、次のファイルです。
C:\Program Files\PTC\Creo 4.0\M150\Common Files\templates\solid_part_mmks_new.prt
-
テンプレートフォルダのファイル名が、「solid_part_mmks_new.prt_old」と名前変更されました。
-
デスクトップのファイルを、テンプレートフォルダに移動します。
以下のアラートが表示されますが、「続行」を選択します。
-
元のファイル「solid_part_mmks_new.prt_old」と、変更後のファイル「solid_part_mmks_new.prt」が表示されます。
これで、新しいモデルテンプレートファイル「solid_part_mmks_new.prt」を選択出来るようになりました。 なおこの作業は、作成した全ての新しいテンプレートに対して行う必要があります。
【参考】アセンブリの拘束条件の文字化け修正方法
-
アセンブリで拘束条件を設定したとき、拘束条件が文字化け表示される場合も、同じ方法をご利用下さい。
-
ファイルタブ>準備>モデル特性 をクリックします。
- 「モデル特性」のダイアログボックスが表示されます。
-
詳細オプション>変更 をクリックします。
-
並べ替え:アルファベット順>オプション名:default_annotation_font、オプション値:win_font.ndx であること確認します。
-
オプション値:font.ndx に変更>追加/変更>OK をクリックします。
-
モデル特性>閉じる をクリックします。
-
拘束条件の日本語表示が正常表示になります。
Creo Parametric 部品やアセンブリを比較する方法

記事の概要
皆さん、こんにちは。
旭エンジニアリング サポートチームです。
Creo Parametricで設計中に、部品形状の比較を行いたい場合があります。
今回は、異なる部品の形状を比較する方法、同一部品のバージョンによる形状を比較したい場合の方法、
部品やアセンブリを比較する方法をCreo Parametric4.0を用いてご説明いたします。
また、アセンブリを比較する方法も紹介します。
【1】異なる部品の形状を比較する場合
-
ここでは下図のような、部品PRT0001.prtと部品PRT0002.prtを例に紹介します。
-
基準とする部品PRT0001.prtを開きます。
ツールタブ>調査グループ>部品を比較>フィーチャー単位 をクリックします。
「開く」ダイアログボックスが表示されます。
部品PRT0002.prtを選択して、「開く」をクリックします。
-
組み込みブラウザにモデル比較の結果が表示されます。
注記:組み込みブラウザにモデル比較の結果が表示されず情報ウィンドウが表示される場合、下記のコンフィギュレーションオプションが設定されている可能性があります。
オプション名:info_output_format
オプション値:text
上記設定になっている場合は、次の正しい設定に変更してから再度「部品を比較」を実行して下さい。
オプション名:info_output_format
オプション値:html -
上部には、比較のベースモデル名と比較対象モデル名が表示され、定義が明確化されています。
-
下部には変更リストが表示されています。
「ベースモデル情報」列と「比較モデル情報」列の三角マークをクリックすると、結果がグラフィックビューに表示されます。
-
アイテムタイプ:面取り 行での「比較対象モデル情報」の三角マークをクリックします。
比較対象モデル:部品PRT0002.prt の形状で、対象部分が緑色にハイライトされます。
-
アイテムタイプ:寸法 ラウンド 行での「比較対象モデル情報」の三角マークをクリックします。
比較対象モデル:部品PRT0002.prt の形状に、ベースモデル部品PRT0001.prtと異なっている、
比較対象モデル:部品PRT0002.prt のラウンドの寸法値R1.5が表示されます。
-
アイテムタイプ:ラウンド 行での「比較対象モデル情報」の三角マークをクリックします。
比較対象モデル:部品PRT0002.prt の形状に、ベースモデル部品PRT0001.prtと異なっている、
比較対象モデル:部品PRT0002.prt のラウンド部分全部が緑色にハイライトされます。
-
アイテムタイプ:寸法ラウンド 行での「ベースモデル情報」の三角マークをクリックします。
左下の「ブラウザを表示」をoffにします。
ベースモデル:部品PRT0001.prt の形状に、比較対象モデル部品PRT0002.prtと異なっている、
ベースモデル:部品PRT0001.prt のラウンドの寸法値R3が表示されます。左下の「ブラウザを表示」をonにします。
-
アイテムタイプ:ラウンド 行での「ベースモデル情報」の三角マークをクリックします。
左下の「ブラウザを表示」をoffにします。
ベースモデル:部品PRT0001.prt の形状に、比較対象モデル部品PRT0002.prtと異なっている、
ベースモデル:部品PRT0001.prt のラウンド部分全部が緑色にハイライトされます。左下の「ブラウザを表示」をonにします。
-
右上の「レポートをエクスポート」をクリックすると、ワーキングディレクトリに「*_cmpr数字.csv.数字」のファイルが作成されます。
このファイルはテキストファイルなので、メモ帳等で開くことが可能です。
-
右上の「印刷用表示」をクリックすると下図の表示が示されます。
【2】同一部品のバージョン形状を比較する場合
-
ここでは下図のような、部品バージョンPRT0001.prt.2と部品バージョンPRT0001.prt.1を例に紹介します。
-
基準とする部品PRT0001.prt を開きます。ここで開かれるのは、最新バージョンPRT0001.prt.2です。
ツールタブ>調査グループ>部品を比較>フィーチャー単位 をクリックします。
「開く」ダイアログボックス>ツール>全バージョンをクリックします。
部品PRT0001.prt の全バージョンが表示されます。
部品PRT0001.prt.1 を選択して、「開く」をクリックします。
-
組み込みブラウザにモデル比較の結果が表示されます。
-
上部には、比較のベースモデル名と、比較対象モデル名が表示され、定義が明確化されています。
-
下部には変更リストが表示されています。
「ベースモデル情報」列の三角マークをクリックすると、結果がグラフィックビューに表示されます。
-
アイテム名:面取り1 行での「ベースモデル情報」の三角マークをクリックします。
左下の「ブラウザを表示」をoffにします。
ベースモデル:部品PRT0001.prt.2 の形状に、比較対象モデル部品PRT0001.prt.1と異なっている、
ベースモデル:部品PRT0001.prt.2 の面取り形状 1が緑色にハイライトされます。左下の「ブラウザを表示」をonにします。
-
アイテム名:面取り2行での「ベースモデル情報」の三角マークをクリックします。
左下の「ブラウザを表示」をoffにします。
ベースモデル:部品PRT0001.prt.2 の形状に、比較対象モデル部品PRT0001.prt.1と異なっている、
ベースモデル:部品PRT0001.prt.2 の面取り形状 2が緑色にハイライトされます。左下の「ブラウザを表示」をonにします。
【3】異なるアセンブリを比較する場合
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ここでは、下図のような、アセンブリASM0001.asmとアセンブリASM0002.asmを例に紹介します。
-
基準とするアセンブリASM0001.asmを開きます。
ツールタブ>調査グループ>アセンブリを比較>サブモデルの差異を表示をチェック>OK をクリックします。
「開く」ダイアログボックスが表示されます。
アセンブリASM0002.asmを選択して、「開く」をクリックします。
-
組み込みブラウザにモデル比較の結果が表示されます。
-
上部には、比較のベースモデル名と比較対象モデル名が表示され、定義が明確化されています。
-
下部には変更リストが表示されています。
「ベースモデル情報」列の三角マークをクリックすると、結果がグラフィックビューに表示されます。
-
アイテム名:構成部品 1段目での「ベースモデル情報」の三角マークをクリックします。
左下の「ブラウザを表示」をoffにします。
ベースモデル:アセンブリASM0001.asm の形状に、比較対象モデルアセンブリASM0002.asm と異なっている、
ベースモデル:アセンブリASM0001.asm のねじ:SCREW_INST2B.prt が緑色にハイライトされます。左下の「ブラウザを表示」をonにします。
-
アイテム名:構成部品 2段目での「ベースモデル情報」の三角マークをクリックします。
左下の「ブラウザを表示」をoffにします。
ベースモデル:アセンブリASM0001.asm の形状に、比較対象モデルアセンブリASM0002.asm と異なっている、
ベースモデル:アセンブリASM0001.asm のねじ:SCREW_INST4.prtが緑色にハイライトされます。左下の「ブラウザを表示」をonにします。
-
右上の「レポートをエクスポート」をクリックすると、ワーキングディレクトリに「*_cmpr数字.csv.数字」のファイルが作成されます。
このファイルはテキストファイルなので、メモ帳等で開くことが可能です。
-
右上の「印刷用表示」をクリックすると下図の表示が示されます。
Creo Parametric 図面のらせんスクリューモデルの作成方法

記事の概要
皆さん、こんにちは。
旭エンジニアリング 製品技術チームの 村井です。
今回は下図の図面のらせんスクリューモデルの作成方法を、Creo4.0を用いてご説明いたします。
【1】らせんスクリューモデルの作成方法
- ファイルタブ>新規 をクリックします。
- 「新規」ダイアログボックス>タイプ:部品>サブタイプ:ソリッド>名前:prt0001>デフォルトテンプレート使用のチェックを外す>OK をクリックします。
-
「新規ファイルオプション」ダイアログボックス>テンプレート:solid_part_mmks_new>OK をクリックします。
-
両側押し出しで軸部分を作成します。
- らせんスクリューの断面を180°毎にスケッチするためのデータム平面を、次の手順で作成します。
-
データム平面:FRONTから、40mmの位置に1つ目のデータム平面を追加します。
これは図面で見ると、らせんスクリュー開始の位置から40mmの位置、開始の位置から180°の位置の断面を作成するためのデータム平面です。
-
同じ手順で、40mm毎に手前にオフセットしたデータム平面を全部で4つ追加します。
- スイープの軌道として、方程式使用のデータムカーブを次の手順で作成します。データム平面の表示をoffにします。
- モデルタブ>データムグループ>カーブ>方程式使用カーブ をクリックします。
-
ダッシュボード>座標系>円柱 をクリックします。
-
参照タブ>座標系>モデルツリーのデータム座標 をクリックします。
- ダッシュボード>方程式 をクリックします。
-
「方程式」のダイアログボックスが表示されます。
-
次の式を記入します。
-
「r」は方程式で作成するらせんの開始位置での半径と終了位置での半径を表す変数です。
r = 70 + t * (130 -70)
によって、らせんの半径「r」は、開始位置で70mmの半径を持ち、t回転することで70mmに(130-70)の増分が加えられることを意味します。
130mmは終了位置での半径で、(130-70)は半径の増加量を示しています。 -
「theta(θ)」は回転角度を意味する変数です。
theta = t * 360 * 2
によって、らせんは360°で2回転することを示しています。 -
「z」は Z 軸方向にらせんが進む距離を意味しています。
z = 160 * t
によって、らせんはZ軸方向に(16)の2回転で160mm進むことを意味しています。これは図面の80mm+80mmに値します。 -
リレーションの検証を実施します。成功を確認して、「OK」をクリックします。
- らせんの先端のカーブが作成されます。
-
データム平面の表示をオンにします。RIGHTから見ると、データム平面はらせんの180°毎に位置していることが分かります。
- 180°毎に断面スケッチを作成するために、次の手順でらせんカーブとデータム平面の交点にデータム点を作成します。
- モデルタブ>データムグループ>点 をクリックします。
-
データム平面:FRONTと、らせんカーブを選択して交点に「PNT0」を作成します。
- 新しい点 をクリックします。
-
データム平面:DTM1と、らせんカーブを選択して交点に「PNT1」を作成します。同じ要領で、
データム平面:DTM2と、らせんカーブを選択して交点に「PNT2」
データム平面:DTM3と、らせんカーブを選択して交点に「PNT3」
データム平面:DTM4と、らせんカーブを選択して交点に「PNT4」を作成します。
-
最終的には右図の様になります。
-
追加作成したデータム平面DTM1~4を非表示にし、画面を「隠線なし」表示にします。表示は図のようになります。
-
データム平面:TOPをスケッチ平面に指定します。
-
作成したデータム点を元に、180°毎のスクリューの断面をスケッチします。
データム点の位置は必ず断面の右上、または左上に位置するようにスケッチを作成します。
-
スケッチ後は図のようになります。
-
データム表示フィルターを全てoffにします。
- モデルタブ>形状グループ>スイープブレンド をクリックします。
-
参照タブ>軌道>らせんカーブ をクリックします。紫色の矢印は図のようになるよう必要に応じて調整します。
- 断面タブ>選択図面>断面1 をクリックします。
- 一番手前の断面を選択します。紫色の矢印は図のようになるよう必要に応じて調整します。
-
挿入 をクリックします。
- 手前から二番目の断面を選択します。紫色の矢印は図のようになるよう必要に応じて調整します。
-
挿入 をクリックします。
-
同じ要領で、断面3/4/5を追加します。紫色の矢印は図のようになるよう必要に応じて調整します。
- 図のような状態になったことを確認して、終了 をクリックします。
-
らせんスクリューモデルが作成されました。
- モデルツリー>カーブ1、データム点ID70、スケッチ1を選択>右ボタン>非表示 をクリックします。
- エッジ付きシェードで正接エッジを表示させないために、コンフィグオプション名:shade_with_edge_tangent、値:noに設定します。
- 表示スタイル>エッジ付きシェード をクリックします。
-
出来上がったらせんスクリューモデルの形状を確認します。
- らせんスクリューモデルの寸法を確認します。
-
図面通りであることが確認出来ます。
【2】応用例
上記の手順を元に、下図の図面のらせんスクリューモデルを作成する方法を説明致します。
-
円錐のスイープブレンドのスケッチ作成のため、データム平面:FRONTから奥方向100mmと手前350mmの位置にデータム平面:DTM1とDTM2を作成します。
-
データム平面:DTM1に直径30mmの円を、データム平面:DTM2に直径80mmの円を、データム平面:TOPに2つの円の中心をつなぐ線をスケッチします。
このスケッチを元にスイープブレンドを作成します。
-
らせんスクリューの断面を180°毎にスケッチするためのデータム平面を、データム平面:FRONTから手前に50mm毎にDTM3~DTM8として6面作成し、データム軸:A1を作成します。
- データム平面の表示をoffにします。
- モデルタブ>データムグループ>カーブ>方程式使用カーブ をクリックします。
- ダッシュボード>座標系>円柱 をクリックします。
- 参照タブ>座標系>モデルツリーのデータム座標 をクリックします。
- ダッシュボード>方程式 をクリックします。
- 「方程式」のダイアログボックスが表示されます。
-
次の式を記入します。
-
「r」は方程式で作成するらせんの開始位置での半径と終了位置での半径を表す変数です。
r = 50 + t * (200 -50)
によって、らせんの半径「r」は、開始位置で50mmの半径を持ち、t回転することで50mmに(200-50)の増分が加えられることを意味します。
200mmは終了位置での半径で、(200-50)は半径の増加量を示しています。 -
「theta(θ)」は回転角度を意味する変数です。
theta = t * 360 * 3
によって、らせんは360°で3回転することを示しています。 -
「z」は Z 軸方向にらせんが進む距離を意味しています。
z = 300 * t
によって、らせんはZ軸方向に(12)の3回転で300mm進むことを意味しています。これは図面の100mm+100mm+100mm に値します。 -
リレーションの検証を実施します。成功を確認して、「OK」をクリックします。
- らせんの先端のカーブが作成されます。
-
データム平面の表示をオンにします。RIGHTから見ると、データム平面は、らせんの180°毎に位置していることが分かります。
- モデルタブ>データムグループ>点 をクリックします。
- データム平面:FRONTと、らせんカーブを選択して交点に「PNT0」を作成します。
- 新しい点 をクリックします。
-
データム平面:DTM3と、らせんカーブを選択して交点に「PNT1」を作成します。同じ要領で、
データム平面:DTM4と、らせんカーブを選択して交点に「PNT2」
データム平面:DTM5と、らせんカーブを選択して交点に「PNT3」
データム平面:DTM6と、らせんカーブを選択して交点に「PNT4」
データム平面:DTM7と、らせんカーブを選択して交点に「PNT5」
データム平面:DTM8と、らせんカーブを選択して交点に「PNT6」を作成します。 -
最終的には右図の様になります。
-
追加作成したデータム平面DTM1~8を非表示にし、画面を「隠線なし」表示にします。表示は図のようになります。
- データム平面:TOPをスケッチ平面に指定します。
-
作成したデータム点を元に、180°毎のスクリューの断面をスケッチします。
データム点の位置は必ず断面の右上、または左上に位置するようにスケッチを作成します。
-
スケッチ後は図のようになります。
- データム表示フィルターを全てoffにします。
- モデルタブ>形状グループ>スイープブレンド をクリックします。
-
参照タブ>軌道>らせんカーブ をクリックします。紫色の矢印は図のようになるよう必要に応じて調整します。
- 断面タブ>選択図面>断面1 をクリックします。
- 一番手前の断面を選択します。紫色の矢印は図のようになるよう必要に応じて調整します。
-
挿入 をクリックします。
- 同じ要領で、断面2/3/4/5/6/7を追加します。紫色の矢印は全て同じ向きになるよう必要に応じて調整します。
- 図のような状態になったことを確認して、終了 をクリックします。
-
らせんスクリューモデルが作成されました。
- モデルツリー>モデリツリーで図の不要なものを選択>右ボタン>非表示 をクリックします。
- エッジ付きシェードで正接エッジを表示させないために、コンフィグオプション名:shade_with_edge_tangent、値:noに設定します。
- 表示スタイル>エッジ付きシェード をクリックします。
-
出来上がった、らせんスクリューモデルの形状を確認します。
- らせんスクリューモデルの寸法を確認します。
-
図面通りであることが確認出来ます。
Creo Parametric 複数の断面を持つ溝を作成する方法

記事の概要
皆さん、こんにちは。
旭エンジニアリング 製品技術チームの 村井です。
今回は複数の断面を持つ溝を作成する方法を、Creo4.0を用いてご説明いたします。
【1】希望形状の説明
-
溝の軌道は下図のような形状で、縦の直線部分と下から2本の枝部分、上部の枝部分の3種類から構成されます。
-
溝の断面寸法は次のとおりです。
- この資料では、上記3種類の「溝の深さは全て同一寸法値」の例で示します。
【2】方法1:スイープを用いる方法
[1]一つ目のスイープ
-
スイープは、途中から断面形状を変えることは出来ません。従って、断面が異なる複数のスイープを組み合わせて形状を作成します。
- モデルタブ>形状グループ>スイープ>スイープ をクリックします。
-
スイープタブ>参照タブ をクリックします。
-
軌道として 縦の線:カーブF6(スケッチ1)をクリックします。
-
参照タブの軌道が設定され、軌道と開始・方向が表示されます。
- 紫色の矢印をクリックして、開始・方向を下側の端点に変更します。
-
溝の断面寸法aは直線部分のみなので、上側の端点をドラックして直線部分の上の点まで移動し変更します。
- スケッチタブ>スケッチグループ>長方形>中心長方形 をクリックします。
-
軌道の端点に「溝の断面寸法a: 幅6.0×深さ3.0mm」をスケッチし、OKをクリック断面のスケッチを完了します。
-
スイープタブ>ダッシュボード>材料除去 をクリックします。
- グラフィックツールバー>保存済方向>デフォルト方向 をクリックします。
-
定義したスープの状態を確認します。
-
スイープタブ>終了 をクリックし、一つ目のスイープを確定します。
[2]二つ目のスイープ
- モデルタブ>形状グループ>スイープ>スイープ をクリックします。
-
スイープタブ>参照タブ をクリックします。
-
軌道として 右側の枝:カーブF6(スケッチ1)をクリックします。
-
参照タブの軌道が設定され、軌道と開始・方向が表示されます。
-
紫色の矢印をクリックして、開始・方向を下側の端点に変更します。
- ダッシュボード>スイープ断面作成>スケッチ に入ります。
-
グラフィックツールバー>スケッチビュー をクリックします。
- スケッチタブ>スケッチグループ>長方形>中心長方形 をクリックします。
-
軌道の端点に「溝の断面寸法b: 幅1.5×深さ3.0mm」をスケッチし、OKをクリック断面のスケッチを完了します。
-
スイープタブ>ダッシュボード>材料除去 をクリックします。
- グラフィックツールバー>保存済方向>デフォルト方向 をクリックします。
-
定義したスープの状態を確認します。
-
スイープタブ>終了 をクリックし、二つ目のスイープを確定します。
[3]三つ目のスイープ
- モデルタブ>形状グループ>スイープ>スイープ をクリックします。
-
スイープタブ>参照タブ をクリックします。
-
軌道として 左側の枝:カーブF6(スケッチ1)をクリックします。
-
参照タブの軌道が設定され、軌道と開始・方向が表示されます。
-
紫色の矢印をクリックして、開始・方向を、下側の端点に変更します。
- ダッシュボード>スイープ断面作成>スケッチ に入ります。
-
グラフィックツールバー>スケッチビュー をクリックします。
- スケッチタブ>スケッチグループ>長方形>中心長方形 をクリックします。
-
軌道の端点に「溝の断面寸法b: 幅1.5×深さ3.0mm」をスケッチしOKをクリック、断面のスケッチを完了します。
-
スイープタブ>ダッシュボード>材料除去 をクリックします。
- グラフィックツールバー>保存済方向>デフォルト方向 をクリックします。
-
定義したスープの状態を確認します。
-
スイープタブ>終了 をクリックし、三つ目のスイープを確定します。
[4]四つ目のスイープ
- モデルタブ>形状グループ>スイープ>スイープ をクリックします。
-
スイープタブ>参照タブ をクリックします。
-
軌道として 上部の枝:カーブF6(スケッチ1)をクリックします。
-
参照タブの軌道が設定され、軌道と開始・方向が表示されます。
- 溝の断面寸法cは直線部分以外の部分なので、下側の端点をドラックしてR開始点まで移動し、変更します。
-
紫色の矢印をクリックして、開始・方向を下側の端点に変更します。
- ダッシュボード>スイープ断面作成>スケッチ に入ります。
-
グラフィックツールバー>スケッチビュー をクリックします。
- スケッチタブ>スケッチグループ>長方形>中心長方形 をクリックします。
-
軌道の端点に「溝の断面寸法c: 幅3.0×深さ3.0mm」をスケッチしOKをクリック、断面のスケッチを完了します。
-
軌スイープタブ>ダッシュボード>材料除去 をクリックします。
- グラフィックツールバー>保存済方向>デフォルト方向 をクリックします。
-
定義したスープの状態を確認します。
-
スイープタブ>終了 をクリックし、四つ目のスイープを確定します。
- モデルツリー>スケッチ1>右ボタン>非表示 をクリックします。
-
スイープによって、複数の断面を持つ溝が作成出来ました。
- 複数の断面の深さが全て異なる寸法値である場合も、このスイープの方法によって形状を作成することが可能です。
【3】方法2:押し出し・材料除去を用いる方法
- 複数の断面の深さが全て同じ寸法値である場合は、押し出し・材料除去 でも形状を作成することが可能です。
- モデルタブ>形状グループ>押し出し をクリックします。
- 右ボタン>内部スケッチを定義 をクリックします。
-
スケッチ平面を上面のサーフェスに、参照平面をデータム平面:RIGHTに設定し、スケッチをクリックします。
- スケッチタブ>スケッチグループ>オフセット をクリックします。
-
タイプ>単一 をクリックします。
-
縦の線:カーブF6(スケッチ1)を選択します。オフセットの方向が黄色い矢印で示されます。
- オフセットの方向を確認して、溝の断面a:幅6.0×深さ3.0mm に従い、幅の半分の長さ3.0mmを入力します。
-
選択した縦の線の右側に、3.0mmオフセッした線が表示されます。
-
続けて、縦の線の左側に3.0mmオフセットした線を作成するために、再度、縦の線:カーブF6(スケッチ1)を選択します。
オフセットの方向が黄色い矢印で示されます。 - オフセットの方向を確認して、溝の断面a:幅6.0×深さ3.0mm に従い、幅の半分の長さ3.0mmを入力します。
-
選択した縦の線の左側に、3.0mmオフセットした線が表示されます。
- 次に、右側の枝のオフセットを作成します。
-
タイプ>チェーン をクリックします。
-
右側の枝のRの線:カーブF6(スケッチ1)を選択し、続けて枝の先の直線を選択します。オフセットの方向が黄色い矢印で示されます。
- オフセットの方向を確認して、溝の断面b:幅1.5×深さ3.0mm に従い、幅の半分の長さ0.75mmを入力します。
-
選択した縦の右の枝の左側に、0.75mmオフセッした線が表示されます。
-
続けて、右の枝の右側に0.75mmオフセットした線を作成するために、再度右側の枝のRの線:カーブF6(スケッチ1)を選択し
続けて、枝の先の直線を選択します。オフセットの方向が黄色い矢印で示されます。 - オフセットの方向を確認して、溝の断面b:幅1.5×深さ3.0mm に従い、幅の半分の長さ-0.75mmを入力します。
- 選択した右の枝の右側に、0.75mmオフセッした線が表示されます。
- 次に、左側の枝のオフセットを作成します。
- 上記の手順(14)~(20)に準じて下さい。
- 次に、上部の枝部のオフセットを作成します。
- 上記の手順(14)~(20)に準じて下さい。
- オフセット量は、溝の断面c:幅3.05×深さ3.0mm に従い、幅の半分の長さ±1.5mmを入力します。
- オフセットした線が作成できたので、開いている線をつないで、閉じて行きます。
-
スケッチタブ>スケッチグループ>線>線のチェーン をクリックします。
-
線をつないで行きます。
-
この段階で、図のようになっています。
- 交差している線を整理します。
-
スケッチタブ>編集グループ>コーナー をクリックします。
- 図の円弧と線をクリックします。
-
円弧と線がトリムされて、コーナーが作成されます。
- スケッチタブ>編集グループ>コーナー をクリックします。
- 図の円弧と線をクリックします。
-
円弧と線がトリムされて、コーナーが作成されます。
- スケッチタブ>編集グループ>コーナー をクリックします。
- 図の円弧と線をクリックします。
-
円弧と線がトリムされて、コーナーが作成されます。
- コーナーの作成によって、縦の線がなくなった部分はスケッチします。
-
スケッチタブ>スケッチグループ>線>線のチェーン をクリックします。
-
縦の線を追加します。この線はコーナーでつなぎますので、円弧の近くで止めます。
- スケッチタブ>編集グループ>コーナー をクリックします。
- 図の円弧と線をクリックします。
- 円弧と線がトリムされて、コーナーが作成されます。
- 全てのスケッチが閉じるので、閉じた領域がピンク色で表示されます。
-
OK でスケッチを終了します。
-
押し出しタブ>材料除去>深さ3mm を設定>終了 をクリックします。
- モデルツリー>スケッチ1>右ボタン>非表示 をクリックします。
-
押し出し・材料除去によって、複数の断面を持つ溝が作成出来ました。
- 複数の断面の深さが全て異なる寸法値である場合は、この押し出し・材料除去方法によって形状を作成することは出来ません。スイープの方法をご利用ください。
Creo Parametric アセンブリ・部品・図面を個別フォルダで管理する方法

記事の概要
皆さん、こんにちは。
旭エンジニアリング 製品技術チームの 村井です。
今回はアセンブリ・部品・図面を個別フォルダで管理する方法を、Creo7.0を用いてご説明いたします。
【1】サンプルの説明
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サンプルでは、下図のようなアセンブリ・部品・図面が、ワーキングディレクトリ「TEST8」に保存されています。
- 通常ワーキングディレクトリを設定すると、作成する全てのファイルはワーキングディレクトリに保存されます。
-
Windowsのエクスプローラで、ワーキングディレクトリ「TEST8」を確認すると下図のように表示され、全てのファイルが保存されていることが分かります。
-
この資料では、ワーキングディレクトリ「TEST8」の下に次のような4種類のフォルダを作成して、ファイルを管理する方法を説明します。
アセンブリ用フォルダ : ASM
部品用フォルダ : PRT
アセンブリ図面用フォルダ : DRW_ASM
部品図面用フォルダ : DRW_PRT
【2】フォルダの作成とファイルの移動
- Creo Parametricで、全てのファイルを閉じます。
-
ホームタブ>データグループ>非表示消去 をクリック、全てのデータをメモリから消去します。
-
エクスプローラで、ワーキングディレクトリ「TEST8」の下に次の4つのフォルダを作成します。
アセンブリ用フォルダ : ASM
部品用フォルダ : PRT
アセンブリ図面用フォルダ : DRW_ASM
部品図面用フォルダ : DRW_PRT
-
エクスプローラで作成したフォルダに、アセンブリ・部品・アセンブリ図面・部品図面をそれぞれ移動します。
-
その結果、それぞれのフォルダ内は以下の様になります。
- この状態で、ファイルが開けるかを確認します。
-
ファイルタブ>開く>ワーキングディレクトリ>ASM をクリックします。
-
asm_test.asm を指定して、「開く」をクリックします。
-
アセンブリを構成している部品のファイルが、フォルダ「ASM」内に存在しないため、部品モデルが読み出せずエラーになります。
- ファイルを閉じます。
-
ホームタブ>データグループ>非表示消去 をクリックします。
- ファイルタブ>開く>ワーキングディレクトリ>DRW_ASM をクリックします。
-
asm_test.drw を指定して、「開く」をクリックします。
-
図面を構成している部品のファイルが、フォルダ「DRW_ASM」内に存在しないため、部品モデルが読み出せずエラーになります。
- ファイルを閉じます。
-
ホームタブ>データグループ>非表示消去 をクリックします。
- ファイルタブ>開く>ワーキングディレクトリ>DRW_PRT をクリックします。
-
holder.drw を指定して、「開く」をクリックします。
-
図面を構成している部品のファイルが、フォルダ「DRW_PRT」内に存在しないため、部品モデルが読み出せずエラーになります。
- ファイルを閉じます。
-
ホームタブ>データグループ>非表示消去 をクリックします。
【3】「search_path」の設定
- ファイルタブ>オプション>コンフィギュレーションエディタ をクリックします。
- 「Creo Parametric オプション」のダイアログボックスが表示されます。
-
「追加」をクリックします。
- 「オプションを追加」のダイアログボックスが表示されます。
- オプション名 : search_path をキー入力します。
-
ブラウズ>ワーキングディレクトリ>ASM>OK をクリックします。
-
オプション値に「TEST8\ASM」が表示されたことを確認して、「OK」をクリックします。
- 同様に、「追加」をクリックします。
- 「オプションを追加」のダイアログボックスが表示されます。
- オプション名 : search_path をキー入力します。
-
ブラウズ>ワーキングディレクトリ>DRW_ASM>OK をクリックします。
-
オプション値に「TEST8\DRW_ASM」が表示されたことを確認して、「OK」をクリックします。
- 同様に、「追加」をクリックします。
- 「オプションを追加」のダイアログボックスが表示されます。
- オプション名 : search_path をキー入力します。
-
ブラウズ>ワーキングディレクトリ>DRW_PRT>OK をクリックします。
-
オプション値に「TEST8\DRW_PRT」が表示されたことを確認して、「OK」をクリックします。
- 同様に、「追加」をクリックします。
- 「オプションを追加」のダイアログボックスが表示されます。
- オプション名 : search_path をキー入力します。
-
ブラウズ>ワーキングディレクトリ>PRT>OK をクリックします。
-
オプション値に「TEST8\PRT」が表示されたことを確認して、「OK」をクリックします。
-
4つの「search_path」が追加されたことを確認して、「OK」をクリックします。
- 新しい「Creo Parametric オプション」のポップアップメニューが表示されます。「はい」をクリックします。
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「名前を付けて保存」のダイアログボックスが表示されます。保存フォルダとファイル名を確認して「OK」をクリックします。
- 上記 25 の設定により変更内容がカスタマイズconfig.proに保存され、次回Creo Parametricを起動した際も変更した設定が自動的に読み出されます。
【4】「search_path」設定の効果確認
- 「search_path」設定の効果を確認します。
- ホームタブ>データグループ>開く をクリックします。
- 「ファイルを開く」のダイアログボックスが表示されます。
-
共通フォルダ>ワーキングディレクトリ>ASM>開く をクリックします。
-
「asm_test.asm」を選択し、開く をクリックします。
-
問題なく、「asm_test.asm」が開くことを確認します。
- ファイルを閉じ、非表示消去 をクリックします。
-
ホームタブ>データグループ>開く>共通フォルダ>ワーキングディレクトリ>DRW_ASM>開く をクリックします。
-
「asm_test.drw」を選択し、開く をクリックします。
-
問題なく、「asm_test.drw」が開くことを確認します。
- ファイルを閉じ、非表示消去 をクリックします。
-
ホームタブ>データグループ>開く>共通フォルダ>ワーキングディレクトリ>DRW_PRT>開く をクリックします。
-
「holder.drw」を選択し、開く をクリックします。
-
問題なく、「holder.drw」が開くことを確認します。
- 上記の様に同一フォルダに部品が存在しなくても、アセンブリや図面が開くことが出来るようになります。
【5】「共通フォルダ」の登録と活用
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「search_path」を設定したフォルダを「共通フォルダ」に登録することで、新規部品や図面やアセンブリの保存が便利に出来るようになります。
その設定手順は次のとおりです。 -
ホームタブ>データグループ>開く をクリックします。
- 「ファイルを開く」ダイアログボックスが表示され、ワーキングディレクトリ内の内容が表示されます。
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フォルダ「ASM」>右ボタン>共通フォルダに追加 をクリックします。
-
同様に、フォルダ「DRW_ASM」>右ボタン>共通フォルダに追加 をクリックします。
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同様に、フォルダ「DRW_PRT」>右ボタン>共通フォルダに追加 をクリックします。
- 同様に、フォルダ「PRT」>右ボタン>共通フォルダに追加 をクリックします。
-
「キャンセル」をクリックします。
- これで、4つのフォルダが、「共通フォルダ」に追加されました。
-
新しい部品「ROLL_B」を作成します。
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クイックアクセスツールバー>保存 をクリックします。
- 「オブジェクトを保存」のダイアログボックスが表示されます。
- 左枠の「共通フォルダ」に「ASM」「DRW_ASM」「DRW_PRT」「PRT」の4フォルダが追加表示されます。
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新規部品を作成したので、「共通フォルダ」の「PRT」をクリックします。
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「PRT」フォルダが開くので、ファイル名を確認して「OK」をクリックします。
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エクスプローラでフォルダ「PRT」を確認すると、下図のように表示され新しい部品「roll_b.prt」が保存されていることが分かります。
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新しい図面「ROLL_B」を作成します。
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クイックアクセスツールバー>保存 をクリックします。
- 「オブジェクトを保存」のダイアログボックスが表示されます。
- 新規図面を作成したので、「共通フォルダ」の「DRW_PRT」をクリックします。
-
「DRW_PRT」フォルダが開くので、ファイル名を確認して「OK」をクリックします。
-
エクスプローラでフォルダ「DRW_PRT」を確認すると、下図のように表示され新しい図面「roll_b.drw」が保存されていることが分かります。
-
「search_path」を設定したフォルダを「共通フォルダ」に登録すると、新規作成した部品や、図面や、アセンブリの保存場所を
「共通フォルダ」に指定して保存でき、同一フォルダに部品が存在しなくても図面やアセンブリを読み出すことが出来ます。