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2022/01/14

- Creo Parametric アセンブリの質量特性測定方法 -

操作方法/TIPS CAD Creo Parametric

記事の概要

皆さん、こんにちは。

旭エンジニアリング 製品技術サポートチームです。

今回はCreo Parametricの、アセンブリの質量特性測定方法をについて説明いたします。

【1】部品モデルと密度の設定

  1. 下図のように3種類の部品モデルに材質と密度を設定します。



【2】アセンブリでの測定1

  1. 下図のように3種類の部品モデルをアセンブリします。
  2. 解析タブ>モデルレポートグループ>質量特性>質量特性 をクリックします。
  3. 「質量特性」ダイアログボックスが表示されます。
  4. 座標系として、アセンブリ座標系「ASM_DEF_CSYS」を指定します。
  5. 計算結果が表示されます。
  6. 最上部には、アセンブリとしての結果が、最下部には、各部品の結果が表示されます。
  7. 「i」ボタンをクリックすると、情報ウィンドウに結果が表示されます。
  8. ファイル>名前を付けて保存 にて、結果をテキストファイルで保存することが出来ます。
    デフォルト設定での結果ファイルは、ワーキングディレクトリに保存されます。

【3】アセンブリでの測定2

  1. 下図のようにアセンブリに形状変更を加えたとします。
  2. 同様の方法で、変更後の測定が可能です。
    解析タブ>モデルレポートグループ>質量特性>質量特性 をクリックします。
  3. 「質量特性」ダイアログボックスが表示されます。
  4. 座標系として、アセンブリ座標系「ASM_DEF_CSYS」を指定します。
  5. 変更後の計算結果が表示されます。
  6. 最上部には、変更後のアセンブリとしての結果が、最下部には、変更後の各部品の結果が表示されます。
  7. 「i」ボタンをクリックすると、情報ウィンドウに結果が表示されます。


この記事を書いた人

村井 康児

旭エンジニアリング株式会社
製品技術チーム セールスエンジニア

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