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2021/05/11

- Creo カスタムモデルツリーをデフォルトに設定する方法 -

操作方法/TIPS CAD Creo Parametric

記事の概要

皆さん、こんにちは。

旭エンジニアリング 製品技術チームの 村井です。

今回は、Creo Parametricでモデルツリーの表示状態を変更し、

その変更表示をデフォルトに設定する方法について、Creo4.0の手順でご紹介します。

セクション1

  1. 標準状態は次のとおりです。
    フィーチャーの表示チェックをデフォルトに設定して、モデルツリーにフィーチャーをデフォルトで表示させたい場合を例に 設定手順を示します。
  2. まず、表示させたい状態にモデルツリーを設定します。
    モデルツリー>設定>ツリーフィルタをクリックします。
  3. 「モデルツリーアイテム」のダイアログボックスが表示されます。
    表示>フィーチャーにチェック>適用>OKをクリックします。
  4. モデルツリーに、フィーチャーが表示されたことを確認します。
    これで、モデルツリーが希望の表示状態になりました。
  5. 希望の表示状態になったモデルツリーの設定を保存します。
    モデルツリー>設定>設定ファイルを保存をクリックします。
    「モデルツリーコンフィグレーションを保存」のダイアログボックスが表示されます。
    ファイル名欄に「tree.cfg」と入力し、任意のフォルダーを指定し、保存をクリックします。
    デフォルト設定では、保存先はワーキングディレクトリです。
  6. config.proに、保存したファイルを読み出すように設定します。
    ファイル>オプション>コンフィグレーションエディタ をクリックします。
    「Creo Parametric オプション」のダイアログボックスが表示されます。
    「追加」ボタンをクリックします。
  7. 「オプションを追加」のダイアログボックスが表示されます。
    オプション名:mdl_tree_cfg_file
    オプション値:手順5にて指定したフォルダーをフルパスで指定します。
    例:「C:\Users\ユーザー名\Desktop\111_TEST\tree.cfg」
    「OK」ボタンをクリックします。
  8. 「Creo Parametric オプション」のダイアログボックスに設定が追加されます。
    「OK」ボタンをクリックします。
  9. 「Creo Parametric オプション」のポップアップメニューが表示されます。
    「はい」をクリックします。
    「名前を付けて保存」画面で「OK」をクリックします。標準設定では、作業フォルダーに保存されます。
    この9 の操作で、次回、Creo Parametric を起動した際も、設定を再読み込みします。
  10. Creo Parametric を終了、再起動し、モデルを読込んで、ツリーの設定が再現されることを確認します。


この記事を書いた人

村井 康児

旭エンジニアリング株式会社
製品技術チーム セールスエンジニア

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