操作方法/TIPS
CAD
Creo Parametric
記事の概要
皆さん、こんにちは。
旭エンジニアリング 製品技術チームの 橋本です。
今回は、板金で、継ぎ目のない弁当箱形状を作成する手順を
Creo4.0を例にご紹介します。
Creo 板金で弁当箱形状を作成する方法
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新規作成>部品>板金>OK、テンプレートを選択>OKで板金を作成します。
モデルタブ>形状グループ>平面にて、例えば、板厚t1.0mm、横幅180mm、縦100mm でモデルを作成します。
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リボンのモデルタブ>エンジニアリンググループ>フォーム>スケッチフォームを選択します。
配置タブを開き、スケッチ平面として板金の上面を選択します。
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スケッチ>長方形>中心長方形を選択し、データム軸を選択、両幅板厚1mmずつを残した、横幅178mm、縦98mmの長方形をスケッチします。 これを例えば30mm、上側に押し出します。終了「レ」ボタンで終了します。
回転して、押し出した形状を確認します。
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角部分にラウンドを作成します。
リボンのモデルタブ>エンジニアリンググループ>ラウンドを選択します。
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押し出しの内側4か所を選択し、例えば半径を2.5mmに設定します。終了「レ」ボタンで終了します。
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押し出しの内側4か所に半径2.5mmのラウンドが設定されました。
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リボンのモデルタブ>エンジニアリンググループ>ラウンドを選択します。
押し出しの外側4か所を選択し、例えば半径を3.5mmに設定します。終了「レ」ボタンで終了します。
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押し出しの外側4か所に半径3.5mmのラウンドが設定されました。
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リボンのモデルタブ>エンジニアリンググループ>ラウンドを選択します。
底面の内側のエッジチェーンを選択し、例えば半径を2.5mmに設定します。終了「レ」ボタンで終了します。
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底面の内側のエッジに半径2.5mmのラウンドが設定されました。
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リボンのモデルタブ>エンジニアリンググループ>ラウンドを選択します。
底面の外側のエッジチェーンを選択し、例えば半径を3.5mmに設定します。終了「レ」ボタンで終了します。
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底面の内側のエッジに半径3.5mmのラウンドが設定されました。
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以上で、継ぎ目のない弁当箱形状を作成出来ました。