Windchill Service Parts Informationでは、SBOMの管理に加えて、パーツカタログを作成できるモジュールです。
Windchill では設計BOM・製造BOMだけでなく、目的別に応じたBOM管理が可能なので、上流のeBOM/mBOMとリンクしたsBOMを作成できます。
また、SBOMとリンクしたパーツリストを作成できます。
Creo Illustrateを使用することでCADデータから2D/3Dイラストを自動生成でき、部品番号からコールアウトを自動生成することが可能です。
SBOMとCADデータを関連付けて管理することで、CADデータを2D/3Dイラストへ有効活用することが可能です。
CADデータからテクニカルイラスト作成ツールのCreo Illustrateを使用することによって、2D/3Dイラスト・3Dアニメーションを作成することができるので、パーツカタログや保守部品の交換手順などのマニュアルを作成できます。
Creo Illustrateではモデルの拡大縮小・回転操作・アニメーション作成やコールアウト連携、更には設計変更に伴う変更箇所を自動検知できるので、イラストを自動で効率的に更新することが可能です。
製品構成の管理のほかによくある課題として各BOMが分断され、個別のシステムで管理されているケースが挙げられます。
EBOMからSBOMを構築した時点で情報が途切れてしまうと、さまざまな弊害が発生します。
従来別々に作られていたCAD データ、E-BOM、M-BOMやS-BOM等を、Windchill上で統合することで、各データの同期が可能となります。
・SBOMは上流のBOMとリンクしている為、設計変更の内容をSBOMにシームレスに反映することができる
・サービスカタログの作成効率を向上することができるだけでなく、設計変更の内容をカタログへ自動反映できる