各データを保管する場所のことを“コンテキスト”と言います。
製品単位でデータの保管庫を区分けできるだけでなく、各製品を跨って使用するような締結部品や電子部品をライブラリとして管理することが可能です。
Windchill PDMLINKは、Windchillの中でも設計に関連したデータを管理するためのPDMモジュールです。
CADや設計文書、E BOMなどの設計に関連するデータ管理に加えて、出図管理や設計変更管理、バリエーション管理を行うことができます。
最終的にはM BOMやS BOMとトレーサビリティを確保した管理を行うことも可能です。
Windchill PDMLINKはCADデータ管理に強みを持ったPDMモジュールです。
PTC社のCADだけでなく、他社CADのデータ管理にも優れたハイパフォーマンスのPDMです。
更に、WindchillはCADとBOMをシームレスに管理できるのが特徴で、3D CADの構成からE BOMを自動生成できます。
BOMの構築も簡単に行うことができ、CADのパラメータを部品と連携することで、構成だけでなく品目情報も反映できます。
CADの構成変更もBOMにシームレスに反映できる為、設計変更に掛かる手間も最小限に抑えることが可能です。
提供元 |
主な製品 |
---|---|
Autodesk, Inc. | Autodesk Inventor, AutoCAD |
Dassault Systèmes | CATIA V5, 3D EXPERIENCE, SolidWorks |
Siemens | Siemens NX |
PTC | Creo Parametric, Creo Illustrate, Creo Elements/Direct Modeling and Drafting |
Altium | Altium 365 |
cadence | Cadence OrCAD |
EPLAN | EPLAN |
ZUKEN | 図研 CR-5000, 図研 CR-8000 |
コンテキスト管理
各データを保管する場所のことを“コンテキスト”と言います。
製品単位でデータの保管庫を区分けできるだけでなく、各製品を跨って使用するような締結部品や電子部品をライブラリとして管理することが可能です。
PDM基本機能
デザインレビュー
デザインレビューのためのワークフローが標準で搭載されているため、試作時の節目の管理や出図承認前のデザインレビューに活用できます。
構成比較
新旧バージョンのBOMの構成比較を行うことができます。差分情報のみ表示することができるだけでなく、CADのビューアを用いて視覚的に差分を確認できます。
また、CADとBOMの構成比較も簡単に行うことが可能です。
ベースライン(節目管理)
節目管理の機能を備えている為、デザインレビューなどのイベント単位のデータを保存したり、時系列で節目となる情報を残すことが可能です。
プロジェクト管理
Windchill PDMLINKにはプロジェクト管理機能が備わっています。
プロジェクトのスケジュール・進捗管理を行うだけでなく、Windchillで管理するデータを成果物として紐づけて管理することが可能です。
プロジェクト管理の機能詳細はこちら
プリファレンス
Windchillの強みは標準機能を多く備えている部分にあります。デフォルトの細かい動作も会社単位だけでなくユーザー単位で細かく制御することが可能です。
・マルチCADデータの管理に加えて各種ドキュメントの仕掛~承認データまでをしっかり管理できます。
・E BOMに各種CADデータやドキュメントを関連付けて管理でき、トレーサビリティを確保できます。
・問題報告、変更要求、変更分析・実施というように、変更に関連する情報を細かく管理できます。
・DXの実現にはデジタルデータの源流となる3DやBOMを正しく管理することで、開発に伴う試作・評価だけでなく、生産準備やARを活用した商談やIoTを駆使したアフターサービスが可能に。