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2024/08/07

- Creo Parametric 挿入モードの活用方法 -

操作方法/TIPS CAD Creo Parametric

記事の概要

皆さん、こんにちは。

旭エンジニアリング 製品技術チームの 村井です。

今回は挿入モードの活用方法を、下図の部品モデルとアセンブリモデルを例に、Creo6.0を用いて説明いたします。

【1】部品モデルでスクロールバーを活用する方法

  1. モデルツリー>設定>ツリーフィルター をクリックします。
  2. 「モデルツリーアイテム」のダイアログボックスが表示されます。
  3. 表示>フィーチャーにチェックが入っていることを確認>OK をクリックします。
  4. モデルツリーの最後が見えるように下側にスクロールします。
  5. モデルツリーの最後が見えるように下側にスクロールします。
  6. スクロールバーにマウスを合わせると、マウスポインターが右手の形に変化します。
  7. その状態で、左ボタンをクリックすると、右手でスクロールバーを掴む形に変化します。
  8. 左ボタンをクリックしたままで、挿入モードに入りたい場所まで、スクロールバーを移動します。
  9. スクロールバーを離すと、それ以降が抑制され、挿入モードに入り、グラフィックウィンドの左下に「挿入モード」の文字が表示されます。
  10. 挿入モードでの作業を行います。
  11. 挿入モードを解除するときは、緑色のスクロールバーで右ボタン>挿入モードを終了 をクリックします。
  12. 「確定」ダイアログボックス>はい をクリックします。
  13. 緑色のスクロールバーが下まで移動し、抑制されていたフィーチャーが解除されます。

【2】部品モデルでスクロールバーを活用しない方法

  1. 作成したフィーチャーが大量で、スクロールバーを希望の場所まで移動するのが容易でない場合は、この方法を用います。
  2. 挿入モードに入りたいフィーチャーを選択>右ボタン>ここに挿入 をクリックします。
  3. それ以降が抑制され、挿入モードに入り、グラフィックウィンドの左下に「挿入モード」の文字が表示されます。
  4. 挿入モードでの作業を行います。
  5. 挿入モードを解除するときは、緑色のスクロールバーで右ボタン>挿入モードを終了 をクリックします。
  6. 「確定」ダイアログボックス>はい をクリックします。
  7. 緑色のスクロールバーが下まで移動し、抑制されていたフィーチャーが解除されます。

【3】アセンブリモデルでスクロールバーを活用する方法(サブアセンブリ間の挿入モード)

  1. アセンブリではデフォルト状態で、モデルツリーは下図のようになっています。
  2. スクロールバーを表示させるために、モデルツリー>設定>ツリーフィルター をクリックします。
  3. 「モデルツリーアイテム」のダイアログボックスが表示されます。
  4. 表示>フィーチャーにチェック>OK をクリックします。
  5. モデルツリーの最後に緑色のスクロールバーが見えることを確認します。
  6. スクロールバーにマウスを合わせると、マウスポインターが右手の形に変化します。
  7. その状態で、左ボタンをクリックすると、右手でスクロールバーを掴む形に変化します。
  8. 左ボタンをクリックしたままで、挿入モードに入りたい場所まで、スクロールバーを移動します。
  9. スクロールバーを離すと、それ以降が抑制され、挿入モードに入り、グラフィックウィンドの左下に「挿入モード」の文字が表示されます。
  10. 挿入モードでの作業を行います。
  11. 挿入モードを解除するときは、緑色のスクロールバーで右ボタン>挿入モードを終了 をクリックします。
  12. 「確定」ダイアログボックス>はい をクリックします。
  13. 緑色のスクロールバーが下まで移動し、抑制されていたフィーチャーが解除されます。
  14. 注記)このスクロールバーを移動して挿入モードに入る方法は、アセンブリモデルの場合サブアセンブリ内のフィーチャー間には利用できません。
       サブアセンブリ内で挿入モードに入りたい場合は、次の【4】の方法をご利用下さい。

【4】アセンブリモデルでスクロールバーを活用しない方法(サブアセンブリ内の挿入モード)

  1. サブアセンブリが大量で、スクロールバーを希望の場所まで移動するのが容易でない場合と
    サブアセンブリ内で挿入モードに入りたい場合は、この方法を用います。
  2. 挿入モードに入りたいサブアセンブリを選択>右ボタン>ここに挿入 をクリックします。
    サブアセンブリ内で挿入モードに入りたい場合は、挿入モードに入りたいフサブアセンブリ開き、
    構成部品かフィーチャーを選択>右ボタン>ここに挿入 をクリックします。
  3. 以降は、サブアセンブリ内で挿入モードに入りたい場合の操作方法を記載します。
    開いたサブアセンブリ内で、それ以降が抑制され、挿入モードに入り、グラフィックウィンドの左下に「挿入モード」の文字が表示されます。
  4. 挿入モードでの作業を行います。
  5. 挿入モードを解除するときは、緑色のスクロールバーで右ボタン>挿入モードを終了をクリックします。
  6. 「確定」ダイアログボックス>はい をクリックします。
  7. 抑制されていた構成部品が解除されます。


この記事を書いた人

村井 康児

旭エンジニアリング株式会社
製品技術チーム セールスエンジニア

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