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2024/01/18

- Creo アセンブリを部品として保存する方法 -

操作方法/TIPS CAD Creo Parametric

記事の概要

皆さん、こんにちは。

旭エンジニアリング 製品技術サポートチームです。

今回は、アセンブリを部品として保存する方法を、Creo Parametric4.0の手順でご説明いたします。

Creo アセンブリを部品として保存する方法

  1. この資料では、下図のような、部品:A.PRT、B.PRT、C.PRT から構成されるアセンブリ:ASM_SAMPLE.ASMを、
    部品:D.PRT として保存する方法を紹介します。
  2. 空の部品:D.PRT を追加アセンブリします。アセンブリ上で、モデルタブ>構成部品グループ>作成をクリックします。
  3. 「構成部品を作成」のダイアログボックスが表示されます。
  4. タイプ:部品、サブタイプ:ソリッド、名前:D を設定して「OK」をクリックします。
  5. 「作成オプション」のダイアログボックスが表示されますので、先に作成してある部品やアセンブリと同じ単位系を選択し、「OK」をクリックします。
  6. 「構成部品配置」のモードになりますので、グラフィックウィンドウ>右ボタン>デフォルト拘束をクリックします。
  7. 空の部品:D.PRT の座標系が、アセンブリ:ASM_SAMPLE.ASM の座標系に一致する状態でアセンブリされます。
  8. 構成部品配置タブで、終了(レ)をクリックします。

  9. 空の部品:D.PRT が、アセンブリ:ASM_SAMPLE.ASM に追加されました。
  10. モデルタブ>構成部品グループ>構成部品の操作をクリックします。
  11. 「メニューマネージャ」のダイアログボックスが表示されます。
  12. 構成部品>ブール演算をクリックします。
  13. 「ブール演算」のダイアログボックスが表示されます。
  14. ブール演算:マージ を確認し、「修正されたモデル」に「空の部品:D.PRT」を、「修正している構成部品」に一つの部品にしたい、
    アセンブリ上の複数の部品:A.PRT、B.PRT、C.PRTを、モデルツリーで指定し「OK」をクリックします。
  15. メニューマネージャ>終了/戻るをクリックします。
  16. 空であった部品:D.PRT を開いて確認します。モデルツリー>D.PRT>右ボタン>開くをクリックします。
  17. 部品:D.PRT に、アセンブリ上の複数の部品:A.PRT、B.PRT、C.PRT がマージされたことが分かります。
  18. この部品:D.PRT を保存することによって、アセンブリ:ASM_SAMPLE.ASM が部品として保存出来ます。


この記事を書いた人

製品技術 サポートチーム

旭エンジニアリング株式会社

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