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2025/03/26

- アセンブリで部品の駆動寸法を表示する方法 -

操作方法/TIPS CAD Creo Parametric

記事の概要

皆さん、こんにちは。

旭エンジニアリング サポートチームです。

今回はアセンブリで部品の駆動寸法を表示する方法をCreo4.0を用いてご説明いたします。

【1】サンプル部品モデルの作成

[1]サンプル部品モデル1(PRT0001)の作成

  1. □100 の立方体のモデルを作成します。外観の色を変更します。
  2. のちのち表示される駆動寸法は、この設計寸法で、表示される位置もこの位置になりますので、見やすい位置に調整します。
  3. モデルを保存します。
[2]サンプル部品モデル2(PRT0002)の作成

  1. 直径φ100、高さ100 の円柱のモデルを作成します。外観の色を変更します。
  2. のちのち表示される駆動寸法は、この設計寸法で、表示される位置もこの位置になりますので、見やすい位置に調整します。
  3. モデルを保存します。
[3]サンプル部品モデル3(PRT0003)の作成

  1. 直径φ100 の球のモデルを作成します。外観の色を変更します。
  2. のちのち表示される駆動寸法は、この設計寸法で、表示される位置もこの位置になりますので、見やすい位置に調整します。
  3. モデルを保存します。

【2】サンプル部品モデルの駆動寸法の表示設定

[1]サンプル部品モデル1(PRT0001)の駆動寸法の表示設定

  1. サンプル部品モデル1(PRT0001)を開きます。
  2. モデルツリー>設定 をクリックします。「モデルツリーアイテム」のダイアログボックスが表示されます。
  3. 表示>アノテーション にチェック>OK をクリックします。
  4. モデルツリー>表示>すべて展開 をクリックします。
  5. アノテーションタブをクリックします。
  6. モデルツリーの上部に「詳細ツリー」が、下部に「モデルツリー」が表示されます。
  7. モデルツリー>押し出し1>右ボタン>アノテーションを表示 をクリックします。
  8. 「アノテーションを表示」ダイアログボックスが表示されます。
  9. 全てを選択し、全ての駆動寸法が表示されるように選択し、「OK」をクリックします。
  10. 詳細ツリーとモデルツリーに、選択された駆動寸法が表示されます。
  11. グラフィックツールバー>アノテーションを表示 をクリックします。
  12. 表示設定した2つの駆動寸法が表示されます。
  13. 上書き保存>閉じる>非表示消去 をクリックします。
[2]サンプル部品モデル2(PRT0002)の駆動寸法の表示設定

  1. サンプル部品モデル2(PRT0002)を開きます。
  2. モデルツリー>設定 をクリックします。「モデルツリーアイテム」のダイアログボックスが表示されます。
  3. 表示>アノテーション にチェック>OK をクリックします。
  4. モデルツリー>表示>すべて展開 をクリックします。
  5. アノテーションタブをクリックします。
  6. モデルツリーの上部に「詳細ツリー」が、下部に「モデルツリー」が表示されます。
  7. モデルツリー>押し出し1>右ボタン>アノテーションを表示 をクリックします。
  8. 「アノテーションを表示」ダイアログボックスが表示されます。
  9. 全てを選択し、全ての駆動寸法が表示されるように選択し、「OK」をクリックします。
  10. 詳細ツリーとモデルツリーに、選択された駆動寸法が表示されます。
  11. グラフィックツールバー>アノテーションを表示 がクリックされた状態なので、表示設定した2 つの駆動寸法が表示されます。
  12. 上書き保存>閉じる>非表示消去 をクリックします。
[3]サンプル部品モデル3(PRT0003)の駆動寸法の表示設定

  1. サンプル部品モデル3(PRT0003)を開きます。
  2. モデルツリー>設定 をクリックします。「モデルツリーアイテム」のダイアログボックスが表示されます。
  3. 表示>アノテーション にチェック>OK をクリックします。
  4. モデルツリー>表示>すべて展開 をクリックします。
  5. アノテーションタブをクリックします。
  6. モデルツリーの上部に「詳細ツリー」が、下部に「モデルツリー」が表示されます。
  7. モデルツリー>回転1>右ボタン>アノテーションを表示 をクリックします。
  8. 「アノテーションを表示」ダイアログボックスが表示されます。
  9. 全てを選択し、全ての駆動寸法が表示されるように選択し、「OK」をクリックします。
  10. 詳細ツリーとモデルツリーに、選択された駆動寸法が表示されます。
  11. グラフィックツールバー>アノテーションを表示 がクリックされた状態なので、表示設定した2 つの駆動寸法が表示されます。
  12. 上書き保存>閉じる>非表示消去 をクリックします。

【3】サンプルアセンブリモデルの作成

  1. 3つのサンプル部品モデルを使用してアセンブリを作成します。

【4】サンプルアセンブリモデルの駆動寸法の表示設定

  1. モデルツリー>設定 をクリックします。「モデルツリーアイテム」のダイアログボックスが表示されます。
  2. 表示>フィーチャー にチェック>アノテーション にチェック>OK をクリックします。
  3. モデルツリー>表示>すべて展開 をクリックします。
  4. 先に部品モデルで駆動寸法の表示設定がなされているので、モデルツリーに駆動寸法が表示されます。
  5. アノテーションタブをクリックします。
  6. モデルツリーの上部に「詳細ツリー」が、下部に「モデルツリー」が表示されます。
[1]サンプル部品モデル1(PRT0001)の駆動寸法の表示設定

  1. モデルツリー>PRT0001.PRT>押し出し1>右ボタン>アノテーションを表示 をクリックします。
  2. 「アノテーションを表示」ダイアログボックスが表示されます。
  3. 全てを選択し、全ての駆動寸法が表示されるように選択し、「OK」をクリックします。
  4. 詳細ツリーに、選択された駆動寸法が表示されます。
  5. グラフィックツールバー>アノテーションを表示 をクリックします。
  6. 表示設定した2 つの駆動寸法が表示されます。
[2]サンプル部品モデル2(PRT0002)の駆動寸法の表示設定

  1. モデルツリー>PRT0002.PRT>押し出し1>右ボタン>アノテーションを表示 をクリックします。
  2. 「アノテーションを表示」ダイアログボックスが表示されます。
  3. 全てを選択し、全ての駆動寸法が表示されるように選択し、「OK」をクリックします。
  4. 詳細ツリーに、選択された駆動寸法が表示されます。
  5. グラフィックツールバー>アノテーションを表示 がクリックされた状態なので、表示設定した2つの駆動寸法が追加表示されます。
[3]サンプル部品モデル3(PRT0003)の駆動寸法の表示設定

  1. モデルツリー>PRT0003.PRT>回転1>右ボタン>アノテーションを表示 をクリックします。
  2. 「アノテーションを表示」ダイアログボックスが表示されます。
  3. 全てを選択し、全ての駆動寸法が表示されるように選択し、「OK」をクリックします。
  4. 詳細ツリーに、選択された駆動寸法が表示されます。
  5. グラフィックツールバー>アノテーションを表示 がクリックされた状態なので、表示設定した2つの駆動寸法が追加表示されます。
  6. 上書き保存>閉じる>非表示消去 をクリックします。

【5】アセンブリモデルの再読出し

  1. 上記の手順で保存したアセンブリは、グラフィックツールバー>アノテーションを表示 を切り替えることにより、
    設定した駆動寸法の表示/非表示を切り替えることが出来ます。

【6】アセンブリモデル表示の駆動寸法による設計変更の例

  1. 表示されている駆動寸法を、アセンブリ上で変更して、設計変更することが出来ます。
  2. アノテーションタブ>詳細ツリー>対象寸法クリック>寸法タブ が表示されます。
    上記は、モデルタブ>グラフィックウィンドのモデルで対象寸法クリック でも同じ結果になります。
  3. 例えば、360 を90 に変更>再生 をクリックします。
  4. 球の形状が、1/4 球の形状に変化します。

【7】アセンブリモデル表示の駆動寸法を非表示に変更したい場合

  1. 表示している駆動寸法を選択的に非表示にすることが可能です。
  2. アノテーションタブ>詳細ツリー>対象寸法クリック>寸法タブ が表示されます。
    上記は、グラフィックウィンドのモデルで対象寸法クリック でも同じ結果になります。
  3. 詳細ツリー>対象寸法クリック>右クリック>ステートから除去 をクリックします。
  4. 選択された駆動寸法が、詳細ツリーとモデルから除去されます。
  5. 除去した駆動寸法を再表示させたい場合は、再度手順【4】を行って、再指定することで表示可能です。


この記事を書いた人

製品技術 サポートチーム

旭エンジニアリング株式会社

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