操作方法/TIPS
CAD
Creo Parametric
記事の概要
皆さん、こんにちは。
旭エンジニアリング 製品技術チームの 橋本です。
今回は、Creo Parametricの図面の線幅設定についてご紹介します。
[1]印刷時やPDF変換時の線幅について
- 印刷時やPDF変換時の線幅はペンテーブルにて設定します。
- ペンテーブル以外の線幅設定方法として、図面モードの「線種」コマンドでドラフト線の線幅を設定することが可能です。
-
更に、コンフィギュレーションオプション「pen*_line_weight」で線幅を設定することが可能です。
pen*は、pen1、pen2などを意味します。 -
線幅設定の優先順位は以下となっております。
- ペンテーブルファイル
- 「線種」コマンドで設定した線幅の値
-
オプション「pen*_line_weight」
※ペンテーブルファイルにて線幅が設定されていない状態で、または「線種」の線幅の値が0 となる場合、オプション「pen*_line_weight」の値が適用されます。
注記
コンフィギュレーションオプション「pen*_line_weight」は、図面を印刷する際に線幅を調整するオプションとなります。そのため、ファイル > 印刷で PDF変換する際には有効となりますが、ファイル > 名前を付けて保存でPDFファイルとして保存する場合、有効になりません。
[2]ペンテーブルファイルを作成していない場合のデフォルトの線幅(8種類)の値
*各線種のデフォルト線幅は以下となります(1=1/200インチ)。
pen1_line_weight: 4
pen2_line_weight: 1
pen3_line_weight: 2
pen4_line_weight: 3
pen5_line_weight: 2
pen6_line_weight: 3
pen7_line_weight: 1
pen8_line_weight: 4