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2020/08/31

- Creo システムカラーを分ける方法 -

操作方法/TIPS CAD Creo Parametric

記事の概要

皆さん、こんにちは。

旭エンジニアリング 製品技術チームの 橋本です。

今回は、システムカラーをprtファイル、asmファイル、drwファイルで分ける方法を

「背景色」を例にご紹介いたします。

[1]システムカラーの分割保存方法

  1. アセンブリモデルを開きます。
  2. アセンブリモデルにて、ファイル>オプション>システム外観>グラフィック>背景にて色のカスタマイズを行います。
  3. 背景の色が変わります。下段の色:エクスポートにて、例えば「syscol_asm」とファイル名を指定し、OK>OK で完了します。

  4. 部品モデルを開きます。背景色は先に指定した色になっています。
  5. 部品モデルにて、ファイル>オプション>システム外観>グラフィック>背景にて色のカスタマイズを行います。
  6. 背景の色が変わります。下段の色:エクスポートにて、例えば「syscol_prt」とファイル名を指定し、OK>OKで完了します。
  7. 図面を開きます。背景色は先に指定した色になっています。
  8. 図面にて、ファイル>オプション>システム外観>グラフィック>背景にて色のカスタマイズを行います。
  9. 背景の色が変わります。下段の色:エクスポートにて、例えば「syscol_drw」とファイル名を指定し、OK>OK で完了します。
    これでシステムカラーを分割保存出来ます。

[2]システムカラーの読み出し方法

  1. アセンブリモデルを開きます。
  2. アセンブリモデルにて、ファイル>オプション>システム外観を開きます。
  3. 右上の「インポート」にて、「syscol_asm.scl」を指定し、「開く」をクリック>OKをクリックします。
  4. アセンブリモデルの背景色が変更されました。
  5. 部品モデルを開きます。背景色は、先に指定した色になっています。
  6. 部品モデルにて、ファイル>オプション>システム外観を開きます。
  7. 右上の「インポート」にて、「syscol_prt.scl」を指定し、「開く」をクリック>OKをクリックします。
  8. 部品モデルの背景色が変更されました。
  9. 図面を開きます。背景色は先に指定した色になっています。
  10. 図面にて、ファイル>オプション>システム外観を開きます。
  11. 右上の「インポート」にて「syscol_drw」を指定し、「開く」をクリック>OK をクリックします。
  12. 図面の背景色が変更されました。

以上で、分割保存したシステムカラーをそれぞれ読み出し対応出来ます。

なお、エクスポートしたファイルは、ワーキングディレクトリに保存されます。


この記事を書いた人

橋本 晃太

旭エンジニアリング株式会社
製品技術チーム セールスエンジニア

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