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2023/08/25

- Creo Parametric モデルツリーに質量特性を表示させる方法 -

操作方法/TIPS CAD Creo Parametric

記事の概要

皆さん、こんにちは。

旭エンジニアリング 製品技術チームの 村井です。

今回は、Creo Parametricで、モデルツリーに質量特性を表示させる方法を、

Creo7.0を用いた手順でご紹介します。

【1】アセンブリモデルの準備

  1. 部品に材料を指定し、アセンブリモデルを作成します。
  2. この資料では、図のようなアセンブリモデルをサンプルとして説明します。

【2】質量特性の計算の実行

  1. アセンブリモデルを開いて、次の手順で質量特性を計算します。
  2. ファイルタブ>準備>モデル特性をクリックします。
  3. 「モデル特性」のダイアログボックスが表示されます。
  4. 材料>質量特性>変更をクリックします。
  5. 「質量特性」のダイアログボックスが表示されます。
  6. 「計算」をクリックします。
  7. 計算結果が更新されますので、「OK」をクリックします。
  8. 「モデル特性」ダイアログボックス>閉じる をクリックします。

【3】モデルツリーの設定と結果

  1. モデルツリー>設定>ツリー列をクリックします。
  2. 「モデルツリー列」のダイアログボックスが表示されます。
  3. まず、次の手順で、材料を表示させます。
  4. タイプ:情報>PTC_REPORTED_MATERIAL を選択し、「>>」ボタンで、右の「表示」の枠に移動させます。
    必要に応じて、表示の幅を変更して下さい。
  5. 次の手順で、質量特性を表示させます。
  6. タイプ>質量特性パラメータ をクリックします。
  7. 上記(4)の方法で、PRO_MP_MASS、PRO_MP_VOLUME、PRO_MP_DENSITY、PRO_MP_AREA を選択し右側に移動し「OK」をクリックします。
    必要に応じて、表示の幅を変更して下さい。
  8. 各パラメータの意味は次のとおりです。

    • PRO_MP_MASS:質量
    • PRO_MP_VOLUME:体積
    • PRO_MP_DENSITY:密度
    • PRO_MP_AREA:表面積

  9. 上記設定の結果、モデルツリーに材料と質量特性が表示されます。
  10. なお、ここに表示されている内容は、上記【2】(8)右側の赤枠内の計算結果です。


この記事を書いた人

村井 康児

旭エンジニアリング株式会社
製品技術チーム セールスエンジニア

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